「第九」いよいよ今日です。
280人もの新市民が、半年間練習に打ち込んできました。新市誕生の喜びをベートーベンの「歓喜の歌」で市民に伝えよう・・・みんながそう思っているかどうかは別として・・・
市民会館から大きなエネルギーが渦巻きあふれることになるでしょう。歌う本人が言っているのだから間違いありません。
指揮者は
ソニー名誉会長の大賀さん、音楽会のVIPです。ソニー一宮の本家本元のトップのお一人です。ソニー関係者や主催者の一宮市の気の入れようは大変なものです。金山の音楽ホールで、大賀さんの指揮のもと
名フィルと音合わせをしましたが、すでに「神格化」という雰囲気が漂っていました。
ソニー側の評価では名フィルは合格、さてわれわれ合唱団は・・・ 大賀さんはにっこりほほえまれた、とのことです(!)
ともあれソニーと大賀さんのための演奏会になってしまっては、一宮市民の沽券に関わるし、「新市誕生を喜ぶ」という目的が消し飛んでしまうので、私はがんばって歌います。
「合併記念行事は第九にしよう」と当時の二人の市長さんに提案したのは、私なのですから!(肩に力が入りすぎてもいかんな・・・)

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