アメリカメモの続きを書きとめておきます。
*アメリカは各地で
異常気象。年に何日というほどしか雨が降らないといわれるロスアンジェルスで連日の
大雨。中西部では
ハリケーンの襲来。我が飛行機の
ラスベガス着陸は荒天の中・・・飛行機がこれほどまで揺れるものとは! ミシミシッと音を立てての横揺れ、ストーンと機体が落ちる、機内騒然赤ん坊が泣き叫ぶ・・・
着陸できたとわかった瞬間、拍手が沸き起こりました。でもなんですねえ、
こりゃいかんといくら足を踏ん張っても、飛行機の場合むなしいものですねえ。
*
ラスベガス、あれはとんでもないものです。砂漠の中に忽然と現れる巨大な街・・・絵本で見た
砂漠の蜃気楼、宮殿・・・あれです。昼間見てあきれ返って、夜見て桁違いの馬鹿馬鹿しさに驚きます。しかしなんですねえ、
馬鹿馬鹿しさもここまで極まると感動もの、むしろ尊敬したくなります。娘は「アメリカ人はこれをやったらおもしろいと思ったら、本当にやっちゃう。やってみなければわからないというやつ。それがアメリカ人の今の強みだと思う。」といっていました。
*ナンッにもないところに天まで届くような電光を発する街・・・一体
電気をどうしてるんだろうとよけいな心配をしたら、グランドキャニオンに行く途中、
フーバーダムに寄ろうと娘が言ってくれました。
レンタカーを借りて(以後7日間借りっぱなしの乗りっぱなしになる大事な車です)巨大ダムに行ってみました。見ればなるほどと思います。でもなんですねえ、
せっかく起こした電気をあんな砂上の楼閣でみんな使ってしまうとは・・・貧乏人の想像を絶する世界です。
あ、ちがった! これもけっこうアメリカ的だけど・・・

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