玉ノ井大縄場の旧木曽川町有地(現一宮市有地)に、社会福祉法人きそがわ福祉会の「第二きそがわ作業所」(知的障害者援護施設)が完成しました。
木曽川町時代からの継続事業がようやく完了するとあって、感慨も新たに竣工式に臨みました。
例によってカメラを忘れたので(来賓が写真なんか撮ってちゃいけないんですが)、映像の代わりに、来賓としての自分の挨拶を、記録的に書き留めて置きます。
(^.^) 第二作業所の竣工、おめでとうございます。ようやくできましたねえ!
長い道のりでした。木曽川町時代、まとまった面積を持った町有地の一方を「高齢者福祉施設」、一方を「障害者福祉施設」として役立てていただこうと考え、木曽川町障害者福祉計画にのっとって事業を進めてきました。里小牧の方には特別養護老人ホームが建設され、すでに立派に運営されています。
これも実現までにはかなりの苦労もあったのですが、この玉ノ井の土地については、「障害者福祉ホーム」「ケアホーム」は建設できたものの、最も要望の強い「作業所」の建設は、国の認可の都合でずいぶん遅れました。県にもずいぶんご無理を言いましたが、養護学校からの卒業生が集中する年、この子たちの明日が心配という声に応えて、小規模作業所の新設に踏み切りました。ところがこれによって「第2作業所の緊急性が緩和された」という国の判断を招きかねないという声を聞き、そんなことならすぐにでも小規模作業所を撤去すると行って、市や県のみなさんを心配させたこともありました。
こういう経過の後にやっと今日の日を迎えられ、今感慨も新た・・・いろんな思いがこみ上げてきます。そんな気持ちの今、うれしい思いが重なりました。県の課長さんの祝辞の中に「作業工賃倍増計画」という言葉があったからです。
(「文章が長すぎる、5000字以内にせよ」とパソコンに命令されました。色文字や太字の工夫も、5000字以上の文章もカットされました。理不尽だと思うけど、つづきはまた。)

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