前にもちょっと書いたけど、先の
市議選に私が立候補するといううわさとともに、
団体の役職などを引き受けたのはそのためだとかいう話が伝わってきました。そればかりか
「選挙のためにテレビに出て歌をうたっとる」とか「絵描いてあちこちに名前出しとる」とか言われるようになりました。
ノー天気にいろんなことをやってきた私としては、非常に
情けな〜いというか、
悲しーい気持ちになっちゃいまして、頼まれた
講演も個展もテレビの取材も、えらそうに断ろうか…なんてことを考えたりしました。私が選挙に出るなんて思ってもいない人たちが、
純粋な動機で依頼してくださっているわけだから、その人たちに気まずい思いをさせてはいけませんしね。
でも、そんなことをしていたら、
私はなーんにもすることができなくなってしまう。そこで前にも言ったとおり、選挙とか政治とかから意識を遠ざけざるようになったのです。
その選挙も終わりました。もうそんなことを言われることはないうので、何をやったかというと・・・
岩倉市民ミュージカルのオーディションに応募したのです!!
5月6日、ちょうど
本家の法事があったのですが、お経中に「ちょっと所用で」と脱け出して、
「昭ちゃんはいつまでも忙しいねえ」と見送られながら、オーディション会場へ行ってしまったのです。(あ、しまった、このブログを読んでる
従兄弟もいるんだ!)
これです。
*下段に注意・・・堂々
「無職」で申し込んでいます。
オーディション、厳しかったですねえ。集団で
「動き」をやって、与えられた
セリフを呼んで、
課題曲と自由課題曲をうたって・・・
「○○番、山口さん」「はい!」で審査員の前に一人で立って、開き直ってがんばりました。こんな感じです。
応募者でおそらく
最年長…いろいろ推測していただいた皆さん、何があろうと
64歳でミュージカルのオーディションを受けるなんて、並大抵のことではありませんよ。
娘が「
60歳代で演劇志望なんて、
ニューヨークにはいっぱいいるから、お父さんも
ブロードウェイにでも行ったら?」というけど、それほどのもんじゃない。
ともあれ、
オーディションを受けて、気持ちがひさしぶりに晴れ晴れとしました。
一応合格はしたけど、どんな役がつくのか、つくのかどうかはまだわからない。
でもいいのだ! すっきりしたから。

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