安物の頭を冷やす方法として
「一意専心」なんていいましたが、この言葉はそんな一時しのぎみたいな局面で使う言葉ではないと思えてきました。
可憐な脳味噌をいたわるために必要なのは
「癒し」ですね。頭というかハートというか、とにかく
思いがスーッと傾いていく先・・・それをその人にとっての
「癒し系の人」というんでしょう。いや、そういうことに決めました。
私の癒し系の人は、やはりこの人でした。
テレビで観た印象、お会いして感じたお人柄、この本を読んで得た人物像・・・一点のずれもない。大した人です。冷
静で、
静かに深くものを考え、
静かに人に接することのできる人・・・ほらごらんなさい、
「静」が3つも並んだ。
物事は
ゴチャゴチャになると
加熱する・・・科学的な真理です。脳味噌だっていっしょなんです。こういう現象が起きやすい粗雑な脳味噌は、
必然的にこういう人を求めるのです。
ぜひこの本をお読みください。
安河内さんは玉堂さんがお好きなんだということもよくわかるし・・・そのことも私を癒してくれます。最近新しくはじめられた事業が
「株式会社偶庵」。
「偶庵」は玉堂さんの号の一つ。玉堂さんは「ぐあん」、安河内さんは「ぐうあん」だそうだけど。
情報センター出版局発行 定価(本体価格1600円+税)
ちなみに私は
安河内さんからいただきました(フフフ・・・)。
もう読んじゃったけど、今夜と明日の夜、この本を
枕元において寝よう。今年よりもっと
ゴッチャゴチャになりそうな
来年に備えて、
かわいそうな脳味噌を癒しておくのです。

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