というわけで
奈良へ行ってきました。
県庁北の駐車場から
春日大社へ、
65才がゾロゾロゾロゾロ・・・右も左も同じような年齢の人ばかり・・・若いのはバスガイドさんと外国人客ぐらいだ。ちょっと眼を離すと高齢者の波に飲み込まれて、誰が誰だけわからなくなる。
日本はこれから大変だなあと、ひとごとみたいに嘆いてみたけど・・・むなしかったです。
奈良はいいですねえ。街が
なんとなく広ーくてのんびりとしていている。高齢者の波もそのうち分散して、苦にならなくなる。だから、
ゆーっくり、ずーっと歩きました。足の痛いやつや腰の痛いやつや二日酔いのやつがいて、ゆーくりとしか歩けないんだけど。
まず目に飛び込んだのが、この目新しい看板(石碑?)。私
「世界遺産」の看板をはじめてみました。

どこかで見ました? どこにでもこんなのがあるんですかねえ?
そして初詣前の記念撮影。

参道は長い上り坂、その後階段・・・「
バリアフリーになっとらん!」と言うのがいまして。その割りに、賽銭は私の
140円が最高だったようで・・・。
大仏様を拝んだあとは外の
「びんずりさま」へ。身体の悪いところがあったら、びんずりさまのその部分を
なでると治るというので、みんな
そこらじゅう触ってました。賽銭も上げずに。大きいので頭にはさわれんと嘆いているやつもいました。しょうがねえなあ。
大きいと言えばこれ。

でも私にとって
圧倒的だったのはこちらだなあ。

みんな
仁王様が正面向いてると思い込んでいて(なんせこの前来たのが50何年前の修学旅行だから)、
「仁王さま、あれせんがや」「修理に出しとるんだわ」などといい加減なことを行っていました。そんな調子だから「こうも大きかったきゃーなあ」と驚いていました。
最後はこれ。
古代日本人のスケールの大きさを感じさせてくれてありがとう。
65才たちも「
何10階の豊田ビルや名古屋駅より、こっちのほうが大きいと思えるがや」と言っていました。人間のナマの力を感じるんやねえ。

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