内外情勢調査会の懇話会に出席し、
慶応義塾大学教授清家篤氏の講演を聞いた。
最近生活が教養娯楽部門に偏りがちだが、せっかく名古屋まで行って聞いた講演、なかなか興味深くて
一睡もできなかったくらいだから、少し書きとめておこう。
演題は
「これからの仕事と生活」
少子高齢化という人口構造の大変化に現実的に対応できる、
「雇用の構造改革」の必要性を説く。
忘れないうちに
数字を書きとめる。
60歳以上の高齢者人口比20%超(世界一)。
2014年・・・
25% (すでに大人の3分の1)
2040年・・・
33.2% (全人口の3分の1)
*綾小路風にいうと「1人、2人、年寄り、1人、2人、年寄り・・・」となる
65才が「高齢者」か?
現65才日本人の平均余命は、
男18年、女23年
1947年(昭和22年)の平均寿命 男50才、女54才 合計特殊出生率 4.4
自営業者(主に農業者)中心(70%)の時代
こどもは家業を支えるために必要…
「投資財」
直近の合計特殊出生率 1.26
サラリーマンの時代…組織的大規模生産
経済的発展の結果としての高齢化…所得上昇、長寿化
こどもは必要だからでなく成長の楽しみなどのため…
「消費財」、少子化
日本の総人口 今世紀中に1億人を切り、今世紀末には6500万人に
人口構造の変化…提灯型から逆ピラミッド型に
60才台前半の労働意欲(働きたいと考えている人)
日本
70% 、 欧米
30%台(フランスは
10数%)
ここまで数字を並べると、講師の言いたいことが浮かんでくる。

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