2006年8月24日… 冥王星が「惑星」でなくなった日…
ふと思い出したのは、ホルストの「惑星」でした。
グスターヴ・ホルスト ( Gustav Holst / 1874‐1934 )
組曲「惑星」作品32 (The Planets,op.32)
演奏 :ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(Berliner Philharmoniker)
指揮 :ヘルベルト・フォン・カラヤン (1908‐1989)
(Herbert von Karajan)
録音 :1981年1月、3月 ベルリン (1998・11・1 発売)
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なんか冥王星がどうたらこうたらって大騒ぎしてるけど…
一体何してんねんっ?!(≧w≦)
夜のニュース番組を見てて驚いてしまったこと…
冥王星が惑星でない…? でも、冥王星がなくなったわけじゃない…?
「はぁ〜?」… (;^^)
天文学とは無縁の人生を歩んできた大ボケShannon。アセアセ〜(^^;
聞くところによると、世界の天文学者で構成されている国際天文学連合
(The International Astronomical Union /IAU)という国際組織があって、そこで惑星の新定義が決定され、冥王星が惑星から除外されたのだとか…。
じゃ、冥王星はどういう存在になったかというと。。。
太陽系の dwarf planet(矮惑星)という位置づけがされたらしい。。。
で、その定義とは〜
(a) 太陽の周りを回り、
(b) 十分大きな質量を持つので、自己重力が固体に働く他の種々の
力を上回って重力平衡形状(ほとんど球状の形)を有し、
(c) その軌道の近くで他の天体を掃き散らしていない天体であり、
(d) 衛星でない天体
・・・だそうです。
(;^^) ←イマイチよくわかってないヤツ。
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ま、難しいことはよくわかんないけど、一昨年ヒットした平原綾香(ひらはら あやか)さんの
Jupiter(ジュピター)というステキな曲だけはしっかり思い出したお子ちゃまShannon! 今も時々聴いてます。
Odyssey ←試聴できます。Jupiterは13曲目。
平原綾香
( 2004・2・18 )
この曲、イギリスの作曲家グスターヴ・ホルストの有名な組曲The Planetsの
木星−快楽をもたらすもの(Jupiter, the Bringer of Jollity)」の第4主題をもとに生まれた曲で、綾香さんの重みのあるVoiceと圧倒的な歌唱力に支えられ、すばらしい名曲に仕上がっているんです。(あ、ご存知ですよね。)
で、で、そのもとになったホルストのThe Planets!
その構成がまたおもしろいんです。
1 火星−戦争をもたらすもの Mars, the Bringer of War
2 金星−平和をもたらすもの Venus, the Bringer of Peace
3 水星−翼のある使者 Mercury, the Winged Messenger
4 木星−快楽をもたらすもの Jupiter, the Bringer of Jollity
5 土星−老年をもたらすもの Saturn, the Bringer of Old Age
6 天王星−魔術師 Uranus, the Magician
7 海王星−神秘をもたらすもの Neptune, the Mystic
この組曲、まず気づくことは「惑星」とは言いながら地球が入ってないことなんです。これまでの惑星グループ「水金地火木土天海冥」には「地」って入ってますけどね。
これ、ホルストがもともと天文学に基づいて作曲したのではなく、占星術を学び、そこからインスピレーションを得て作ったからだそうで…。
もうひとつ気づくこと、今回話題となった冥王星がないじゃ〜ん!
ホルストが「火星」に着手したのが1914年5月。全7曲の完成は2年後。
一方、冥王星が発見されたのが1930年!
そうなんです、ホルストが作曲した当時、まだ冥王星はみつかってなかったんですね。
だ・か・ら〜☆
けれど、今回の国際天文学連合が決めた惑星の新定義によって冥王星は除外されたわけですから、ホルスト先生、ちょうどよかったんじゃないですか〜♪(^-^)v
(実際には、後にホルスト協会のコリン・マシューズにより「冥王星 -再生をもたらす者 The Renewer」が追加作曲され、演奏されているらしいですけどね。今後はどうなるのかな。)
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ってわけで、冥王星の一件があってから、ちょくちょくまたホルストの「惑星」を聴いていますが、やはり「英国第2の国歌」とも呼ばれている「木星」と、力強いリズムで始まる「火星」が印象的ですね。
「火星」については、なんと!King Crimson(キング・クリムゾン)が2ndの
In The Wake Of Poseidon(ポセイドンのめざめ/1970)で組み入れてるんです。
7曲目のThe Devil's Triangle(デヴィルズ・トライアングル)の第1パート
Merday Morn(マーディ・モーン)は、この「火星」がモチーフになっています。クリムゾンらしいですね。
King Crimson
In The Wake Of Poseidon
(ポセイドンのめざめ/1970)
他に、これは今回調べていてみつけたんですが・・・
↓ 8曲目に、Mars, the Bringer of War(火星) っていうのが〜!
Emerson, Lake & Powell
〜 Emerson Lake & Powell
(1986)
こ、これって… 一体???(^o^;)
Powell… って、まさか、あのコージー?
(す、すみません、思考停止状態でフリーズShannonです〜)
な、なんで、こういう組み合わせなんでしょうか〜?!
プログレ・コージー?! こういうのもあり?
で、どんなんか知りたくって、これ注文しちゃいました!
(コージーオッカケ♪)
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惑星がらみで、ちょっと寄り道!
最近手に入れたアルバムの中から〜ステキなジャケットのご紹介ですっ!
COLDPLAY(コールドプレイ)
PARACHUTES (パラシューツ)
(2000・8・9)
最近ファンになったコールドプレイ、
いいですね♪
さて、これは何のジャケットでしょうか?
他にも天体関係のジャケットをご存知でしたら、教えてくださ〜い!
m(_ _)m ペコリ☆

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