9月3日のNHKの番組で見たが、京都の通販会社がコストダウンのため、総務、経理の大部分を大連の会社に外注するとの内容であった。
チャイナの方が人件費が安いと社員に受け入れを強要する、人員整理担当者(?)の姿があった。
近年競争力UPの名目で工場の海外移転、技術指導(シルバー人物も含む)等が行われている。安いからと輸入品を大量に輸入販売し国内産業を圧迫、閉鎖に追い込んでいる。かつては輸出に力を入れていた商社がメーカーが国内では高く売り海外では安く売る商法が行われ、日本国民に不利益を与えてきた。
今回は国内産業をつぶし自己の利益のみを追求している。こういった事を続けると、国内での販売が回り回って縮小し、国民全体の所得が減り、国内全体がシャッター通り商店街になってしまう。日本は物づくりでないと、富が生み出せない。輸入した分、海外発注した分のお金が国内から消えるのである。こういった企業は国賊である。
国産品を愛用しよう。
持続可能な江戸時代の小宇宙国として。
「財閥 富を誇れども社稷を思う心なし。」「経世済民」

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