新たに初段が誕生!
城 大眞 18歳 通称名 タイシン
少年期から地元の各種格闘技大会に出場し、優勝、上位入賞を果たす。
高校入学と同時に成道会にて格闘技、武術を再開。
新空手をはじめとした格闘技の大会に出場し、現在、頭角を現す存在となってきている。
現段階では、その動きは格闘技としての色合いが強いが、内実は立禅をはじめとした各種能力の開発によって、その才能が引き出されているものでもある。
前回の大会は試合審査として出場、昇段の条件である優勝を果たし、さらに過去の試合実績を考慮して今回の昇段となった。
現在は目の前の目標である大会を一つ一つ乗り越えていくことで確実に成長しているが、これから先、父親である私と同じ年代以上になっても、武術を続け、たえず成長し続けてくれることを期待するところである。
本人コメント
「この度、昇段させて頂きありがとうございました。
自分は小学一年生の頃、成道会少年部で空手を始めました。
その後、中学生になり体力強化のため駅伝部に入り、一度は空手から離れたものの、高校入学と同時に再び成道会に入会しました。
自分がいた頃は打撃中心の練習内容でしたが、成道会は太氣拳中心の練習内容で、最初は理解できない部分が多くありました。
父である先生も口を開けば「立禅を組むように」としか言いません。
体を激しく動かしたい、試合に出たい、などと思っている自分にとっては正直、苦痛でした。
そう思いながらも毎回太氣拳の稽古に参加し、自宅でも立禅を組み続けました。
すると、いつの間にか打撃が変わっていました。
今では新空手の大会でも全日本大会に出場させていただけるようになりましたが、打撃の練習やスパーリングは他の道場やジムの選手に比べると少ないと思います。
しかし、その中でも戦ってこれているのは自分の動きの中に太氣拳の要素が含まれているからだと思います。
自分の組手は太氣拳的な動きには見えないかもしれませんが、動きの一つ一つには太氣拳の要素が備わっています。
今では練習の中での発見も多く、非常に充実した稽古を行うことができています。
自分はこれからも試合に出場し続け、尚且つ、勝つことで太氣拳の訓練によって強化された打撃が試合の中でも通用することを体現していきたいと思います。
又、年齢を重ね、40、50、60歳となった時、実際の攻防の中で動いていくために、今後も太氣拳の動きを追及していこうと思います。」
太氣拳成道会
http://www.joudou.jp/

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