3/31(日)に行なわれた昇段審査会にて、熊本支部より新たに初段が誕生!
中村徹 50才 通称名 ナカムラサン
極真空手15年というキャリアを持ちながら、年齢による衰えを克服するために40歳後半にして太氣拳を志したという人であり、今回、昇段5人組み手を完遂、50歳にしての価値ある昇段を果たす。
立禅という、一見、不可解としかとられかねない鍛錬方法にはまってしまうというだけでも、この武術に取り組む資質は充分に持ち合わせているものと考える。
従来の格闘技にはない武術としての特質を体現することを目標に、今後も取り組んでくれることを期待するところである。
馬原浩・熊本支部長コメント
「この度は中村さんの昇段の機会を頂きましてありがとうございました。
2016年2月に入会して3年での昇段となりました。空手歴15年という下地があったものの、週2回の稽古に欠かさず出席し、その取り組み方も非常に真剣でした。
これからも精進し、自身の太気拳を確立していく心構えも充分に備えているものと思われる人材です。」
本人コメント
「この度は昇段審査を受ける機会を与えて戴きました城先生、馬原先生に大変感謝申し上げます。また一緒に稽古に励んでくれた熊本支部の諸先輩方に感謝申し上げます。
自分なりに稽古に励み準備してきたつもりでしたが、最後の5人組み手の相手は福岡本部道場のベテラン、強豪揃いで、しかも最初の相手は現役のプロ格闘家、K2チャンピオンでもあり、顔面パンチだけは貰いたくない思いで必死に攻防いたしましたが、すでに一人目で撃沈してしまいました。
その後の組み手でも何度も顔面パンチ、ボディへのミドルキックが入り最後には立っていられるのがやっとの状況でした。
決して納得できる結果ではありませんでしたが、終わった後はなぜか生きてて良かったと安堵感いっぱいでありました。
組み手の相手をして頂いた福岡の先輩方、また皆様方の大変心温まる声援に感謝申し上げます。
私と太氣拳の出会いは約三年前になります。長年、極真空手を鍛錬いたしておりましたが、年齢と共に衰えていくパワー、スタミナ、スピードを補う武術が必要ではないかと感じておりました。
そんな時に意拳と言う中国最強と言われている武術を知り、調べれば調べるほどに私の求めている武術はコレだと確信し、早速熊本の馬原先生の元で稽古に励み太氣拳の奥の深さ、武術としての素晴らしさに日々感動致しました。
毎週土日の稽古意外にもひたすらに立禅に毎朝取り組み、やればやるほどに身体の感覚が変化していく自分に感動してすっかり立禅にはまってしまいました。
仕事の疲れや身体のあちこちにある痛みも立禅をしたあとはすっきりした感じで健康の養生法としてもとても良いものだと思ってます。
本当に素晴らしい武術を学ぶことができ、今後も更に自分なりに武の真髄を極めるために稽古に励んでいきたいと思います。
今後とも宜しくお願い申し上げます。」
太氣拳成道会
http//www.joudou.jp/

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