岩間先生の門下生の方々との組手。
私が25歳の頃の映像。
ワクイさん、木村重夫さん、ドイツからやって来ていたバウヘさん、加藤徹先生、関君。
当時は他にも何人か練習生がいて、大体5〜10人くらいで共に稽古していた。
両腕を前に置いて懐を深々と取った独特の構え、通常格闘技の組み手とは異なる間と空間。
太氣特有の感性はこのような組手によって養われていくのであろう。
2人目に登場する木村さんは、昨年12月に急性心筋梗塞で亡くなられた。享年53歳であった。
郷里である和歌山に帰られてからも、太氣拳宏道会を主宰し稽古を続けていたとのことであるが、突然の訃報に大変ショックを受けた。
共に稽古した仲間が、まだこれからという時期に先にこの世を去ってしまうことは実に寂しい。
私がこのまま健康を保ちつつ、武術を続けることが出来るとしたならば、それは実に幸運なことなのかも知れない。
太氣拳成道会
http://www.joudou.jp/

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