7/28(日)に実施された昇段審査会にて、新たに2名の初段が誕生!
新初段!
岩永雄成 22歳 大学生 通称名 ユウセイ
城大眞・弐段の小学生の頃の友人で、元は運動不足解消という目的での入会だったと思うが、打撃の練習には毎回のように参加し、持ち前の体幹の強さから60数kgという小柄な体躯からは考えられない打撃の強さを身に付けている。
太氣拳の研究団体である成道会にあって、異例とも言える打撃のみの修練での昇段を果たす。
今後、太氣拳に取り組むのかどうかもわからないが、いずれにしても可能性を秘めていることは間違いなく、今後も成長し続けてくれることを期待するところである。
本人コメント
「この度は、昇段審査の機会を与えていただき誠に感謝申し上げます。
私は、大学2年の春に旧友である大眞弐段からの誘いを受け、成道会に入門させていただきました。
人生において、打撃は全くの初心者であり、未知数なものでした。始めた当初は稽古についていけるか不安な気持ちでした。
しかし、城先生をはじめ、本村先生や多くの先輩方から的確で明確なご指導のもと、一歩一歩前進することが今現在もできております。
そして、今回の昇段審査の5人組み手では、2人目が終了した時点で体力が尽きてしまい、体力不足というものが如実に現れました。また、組み手中では上手く、蹴り、立ち回りが行えてなかったことが体力面に続き、大きな反省点かつ課題となりました。
今回は何とか乗り越え、初段のお許しをいただきましたが、新たな出発点に立ったという状況で、身が引き締まる思いです。
改めて、この度は城先生、本村先生、先輩方にはご指導、ご協力していただき、感謝申し上げます。これからも稽古に励み、進歩していきたい所存でございます。
今後とも何卒よろしくお願いします。」
新初段!
摩須貞康 52歳 会社経営 通称名 まっさん
平成20年に土井貴一朗・初段と共に入会、11年の時を経て、今回52歳にして価値ある昇段を果たす。
恵まれた身体要素、高い運動センスを備えており、この人がもう30年も早く本気で取り組んでいたらどうなっていたのだろうと思わせるほどの才能を持っていると思われる。
会社経営という多忙な毎日を過ごす中、昇段審査に備えての稽古の参加回数を増やし、その意気込みが感じられた。
50歳を過ぎても可能性のある武術を体現することを目標に、共に頑張ってもらいたい一人である。
本人コメント
「この度は昇段審査の機会を頂き誠に有難うございます。
受審するにあたり、長年の不摂生で衰えた心体を自分なりに今一度見直して審査に臨みました。
審査日までは自分の不甲斐なさから何度も心が折れそうになり、辞退を考えることもありましたが、城先生を初め、諸先輩方の真剣なアドバイスにより、なんとか自身を奮い立たせて当日を迎えることができました。
連続組手では3人目から一番懸念していたスタミナが切れ、想定していた攻防も全くできず、自身の未熟さを悔いている次第です。
お相手をしていただいた先輩方には大変申し訳なく改めて己の弱さを再確認致しました。
皆様方の声援が無ければ最後まで立っていることができなかったと感じております。
課題は山積みですが、初心に立ち戻り生涯を掛けてこの奥が深い武術の一端でも会得できるよう励む所存です。
最後となりますが、城先生並びに錬士の先生、諸先輩方、同門の皆様におかれましては今後とも何卒宜しくお願い致します。」
太氣拳成道会
http://www.joudou.jp/

7