今日のおせんべいは関口米菓です。
木下地方特有の薄焼で、
やや大きめの生地にシンプルな醤油がぬってあります。
製造工程を見せてもらったところ、
大きな網に生地を挟んで焼いており、
焦げないよう手作業で頻繁にひっくりかえしていました。
醤油の塗り方は、以前までは刷毛でぬっていたそうですが、
現在では「がら漬け」だそうです。
がら漬とは、円筒形の網かごに、
焼いたお煎餅をいっぱいに入れ、
それを醤油の入ったタルにドポンとつけこみ、すぐ引き上げます。
これを遠心分離機でグルグルまわすと
醤油が適度にきれるという方法です。
早速食べてみると、お米のいい味がします。
がら漬けのため、
醤油味は刷毛塗りのせんべいにくらべると濃いめです。
薄いのでぱりっと噛めて、
地元木下でとれたお米が生きているように甘さを感じます。
これ以上の特徴がないせんべいですが、
これだけで十分なおせんべいともいえます。
飽きずに長く楽しめるお煎餅です。

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