15日
精霊流し
・・・・昨日からゲリラ豪雨が〜〜
夜半・・・雷や強風で、音をたててうねりながら〜〜
目覚め・・・やはり降り注いでいる
雨が小降りに成った頃を見計らい、ガレ−ジにブル−シ−トを張って、精霊船を組み立ての準備

組立てたままでは、部屋に入らないので分解していたのを、テントの中で此処まで組立てたが、まだ台車を付けないといけないが、高さが足りなく出発前に付ける

骨組みは出来上がり、飾り提灯を・・・僕たち家族で〜〜
・・・前日の話では、亡くなった叔父さんの弟さんが、早く来て取り付けるといっていたが、何時も口だけ〜〜待っても来ない(恥笑、

飾り提灯を付けた時点で、又ゲリラ豪雨
・・・午前中の作業は此処まで
これから、今日必要な足りないものを買い出し
・・・不足するであろう〜〜爆竹爆竹・ビ−ル・お茶等
買い物から帰ってくると、ブル−シ−トの柱をガレ−ジの柵に括っていた竹竿が、ゲリラ豪雨で折れて精霊船がひっくり返っている
・・・精霊船は壊れていなかったので、胸を撫で下ろす〜〜
僕も疲れが出たので、少し横になって昼寝・・・寝ていても今日の事が気になる〜〜
雨が止まないだろうと判断・・・そこで寝ている場合ではない〜〜
提灯や飾り灯篭に、ビニ−ルを被せるのを思いつく・・・精霊船に依っては屋根付きもあるが、この船には、付いていないので・・

雨の合間を見る為、総勢17名で早めの景気付けのお酒や食事を摂り〜〜
17時・・・雨が上がった〜〜
急いで精霊船に、台車を取り付け、もし雨が降り出しても良いように提灯や飾り灯篭にビニ−ルを被せて・・・・
・・・提灯や飾り灯篭に、蝋燭
(ろうそく)の灯りを燈すが、まだ夕刻には間があり、ロウソクの灯りが提灯から映らないが・・・

姉の旦那の弟家族10名は、誰も手伝ってくれなくて・・・爆竹を後ろで鳴らしているだけ
・・・僕のファミリ−だけで準備・・・娘が脚立に上がり提灯にロウソクの灯している

僕の姉が、出陣の提灯を掲げる・・・・いざイザ〜〜

今回の、出陣の装束は白装束で地下足袋(
じかたび)は、足の裏にゴム底がつき、足の指が親指と残りの二股に分かれている・ねじり鉢巻き姿で本来はハッピ−も作ろうと言っていたが、少人数で4人だけ装束は、恥ずかしいと言う理由で取止めた
http://yasy7.web.fc2.com/shoro-nagasi.html

姉が、銅鑼
(どら)を叩きながら出陣、本来ならば太鼓も叩く〜〜
道先案内の提灯は、亡くなった叔父さんの弟
精霊船を引くのは4名(僕と長女の婿・弟さんの息子二人)
僕は、カメラを撮影できないので、三女のRioにお願い
・・・残りは爆竹を担当〜〜

コ−スはあらかじめ決めていたが、姉に此処でどのコ−スにするか相談中

僕が指差している・・・その方角でそのすぐ近くで、姉夫婦が中華料理店を営んでいた・・・おじさんの思い出の詰まったお店まで行くように僕がお願い、今はお店があった場所は空き地になっているが、お店の想い出を天国まで持って行って貰いたかったから〜〜〜

長崎大水害が、1982年(昭和57年)7月23日から翌24日未明にかけて、長崎県長崎市を中心とした地域に発生した集中豪雨、およびその影響による災害が甚大であった
・・・其の時、この横の川が氾濫で、橋の袂で川横の角店だったので、お店の厨房の道具一切を流され一時商売ができなかった記憶がある・・・ぼくもそれから一時してから災害見舞によってビックリする周りの様変わりを目のあたりにした記憶が甦ってきた〜〜

処構わず爆竹を投げるので、白煙で周りが見えていない状態・・・爆竹は、いっぺんに10〜20連発をする・・・1ケ−スに10連発が20個入っているケ−ス事する時もある

ロ−ソンの駐車場で小休憩〜〜

姉と僕らファミリ−で記念撮影・・・妻は、家が空っぽになるのと、(じろうちゃん♂14歳・福ちゃん♂16歳のワンちゃん)がいるので留守番で此処にいない

此処は、バス通りで車が頻繁に行き交う中心道路
・・・此処でも、爆竹爆竹」で車の方の迷惑・・・車の車体の下でも炸裂、まるで嫌がらせみたいが、投げるタイミングの問題
・・・この道路は、市の清掃局が後で掃除の車が、きれいに掃除に来ます

子供たちも、爆竹の轟音に耳を塞いで〜〜

爆竹を気にせず、水溜りで猫柳で遊んでいるが、片手には爆竹を握り締めて離さない

ペンギ水族館
http://penguin-aqua.jp/の前を通り過ぎると・・・

・・この信号を渡ったら、市が決めた収集場所の公園へ〜〜
初盆の精霊流しの船や、仏壇のお供えを包んだコモを持って集まります

この公園が、収集場所・・・今は海や川に流さないで市が決めた場所に・・・後は市が始末をしてくれます〜〜
最後に精霊舟と全員と本人の遺影で記念撮影を市の職員さんに頼んで移していただきました

亡くなったおじさんが、一番好きだったお酒を、精霊舟に飲ませてやり最後のお別れを〜〜

最後は、提灯の蝋燭を消してお参りしてお別れです
僕たちが、精霊舟の一番乗りでした

こんなかわいい精霊舟も・・・

こんな大きな屋根付きの精霊舟も・・・此れくらいの精霊舟は約50万円位だそうです
数百万円もする精霊舟もあります・・・今はだんだん小型化しています
〜〜大きいと人数も沢山必要なので、通行許可書(通行計画書)や花火の許可等が、市や警察の許可が必要になります
・・・姉の家の精霊舟は10万円です〜〜家紋入りの提灯は親戚や兄弟から頂きます

精霊船に書いてある「西方丸」とは・・・・「極楽浄土」(阿弥陀如来が治める浄土の一種)は西方の遙か彼方にあると考えられていて「西方浄土」とも言います。そのためお彼岸(この彼岸という言葉も現世を表す「此岸」という言葉に対して極楽浄土を表す別名です)に行う精霊流しでは精霊船が先祖の霊のいる「彼岸」=「西方浄土」に着くようにということで「西方丸」と書きます。

この精霊舟は、老人ホ−ムから〜〜〜

消防隊や市の職員等が待機して見守っています

帰り道であった精霊舟・・

帰る途中・・・・今まで姉の家の精霊流しが、終わるの待っていたかのように、急に雨が降り出した・・・めいめいがカッパやかさを用意していたので〜〜

出陣する前に景気づけの食事でしたが、今度は打ち上げの食事
総勢17名で、盛り上がりました〜〜
夜が更けて〜〜姉と僕たちファミリ−だけになり

姉が、今までの結婚前からの出会いや、結婚後の今までの話を、僕の家族に話を・・・家族も知らなかった事も沢山あるので聞き入っている様子でした・・・最後に姉が、僕の幼少の頃の話をして、ファミリ−が盛り上がっていました
・・・僕はこの時点で、疲れと呑み過ぎグロッキ−ぎみ〜〜
夜中・・・1時過ぎてお休みで〜す。
明日は、待望の「
ハウステンボス」でゆっくり遊ぶ計画です

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