・日曜日ははじめてのメンバーと小石川植物園で吟行。吟行自体ひさしぶりで、なんとなく気分が浮き立つ。
それにしても、「紅葉」の句って、難しいな……。
・若手作家のアンソロジー『新撰21』(邑書林)が届く。同世代の作家を俯瞰できる有難い一書だ。筑紫盤井、対馬康子、高山れおな、小澤實の各氏による座談会も併録されていて、鋭い評言が交わされているのも見所だろう。私は生年順に並べられた収録作家のちょうど真ん中あたりに位置しており、十代から二十代初めに属する新しい作家が現れてきつつあることを、あらためて実感した。個人的には、関悦史氏の作品をまとめて読むことができたのが嬉しかった。
http://8015.teacup.com/younohon/shop/01_01_03/644-5/
・各作家の顔写真も掲載されているのだが、正面を向いている写真が少ないのは、子規以来の俳人の伝統だろうか。私のは風呂上がりに撮ったためか、髪がいささかまとまっていないのが今さらながら悔やまれる。