・第三回佐藤鬼房顕彰俳句大会に、ジュニアの部の選者として参加してきました。表彰、選評、シンポジウム、さらに当日投句の公開選考会と盛りだくさんの内容のこの大会。大いに楽しみました。知らない間に風邪が悪化していて、懇親会は一次会のみでホテルへ。こんこんと眠りました。
・翌日はすっかり回復して、選者の有志で塩釜港の「シオーモの小径」へ。この道の縁起に関しては、下記を参照。
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20100306ddlk04040081000c.html
宮沢賢治の「ポラーノの広場」の中に出てくる、塩釜をエスペラント読みした「シオーモ」という呼称に由来しているとのこと。
写真を撮りまくろう、と思っていたのですが、試し撮りした塩釜湾の一枚で、あえなく携帯が充電切れ。昨日の風邪の後遺症ですね(ただのおっちょこちょいとも言います)。悔しいのでその一枚だけでも載せておきます。
要するに、塩釜に由来が有る文人の碑が、海に向かっていくつも建っている、という体裁。案内してくださった「小熊座」の渡辺誠一郎氏が、タオルを持ってきて鬼房の碑をたんねんに拭いていたのが印象的でした。この大会は、鬼房を心より敬愛するかたがたの心づくしで成り立っているのだなあ、とあらためて実感。