・週末、毎年恒例となりつつある小諸日盛俳句大会にお邪魔してきました。炎昼の懐古園を吟行して、真っ黒に日焼け。
・ある日の11時ごろの帰宅中、ブロック塀にはりついて羽化をはじめている蝉を発見。郷里にいたころは一度も見ることがなかったのに、東京に来てこういうものを見るとは。じーっと見ていたがぴくりとも動かなかった。いまごろは元気に鳴いているだろうか。それともあのまま乾いて死んでしまったのだろうか。
・ブログのネタにしようと思って携帯カメラを構えたが、なんとなくとりやめる。観光名所に行くと一心不乱に写真を撮っている人がいるが、見ていてあまりいい気持ちはしない。心の中におさめておくだけで十分のような気がする。あまり関係ないけど、アニメ監督の宮崎駿氏が、どこかのインタビューで「いい映画は一度見ればよい」と言っていたことも思い出す。
・明日からは俳句甲子園。今年はどんな高校生に会えるだろうか。携帯カメラは必要ないだろう。彼らの表情、俳句、あんな小さな機械にはおさまりきれないはずだ。