・立春にたがわず、今日はなんとなく暖かかった。たまっていた原稿、家事などする。ときどき読書。
・花沢健吾「アイアムアヒーロー」8巻。御殿場アウトレットモール脱出まで。「しゃべるゾンビ」が斬新。ロメロに感想を聞いてみたい。ちなみに作中ではこれまでゾンビという呼称は使われていない。そこもよい。
・工藤正廣訳『パステルナーク全抒情詩集』。寒い冬は、パステルナークに励まされる。「そして想いの中に戦慄をもたらす/白い死の王国にむかって/わたしはそっとささやく《忝いことです あなたは乞う以上のものを与えてくれるのです》」(「樹氷」より)
・岡井隆『わが告白』。自伝。時系列を無視した混沌とした筆致。「嫉視と羨望」の考察が興味深い。