・Eテレ「NHK俳句」の7月9日の放送回は、加茂水族館の元館長、村上龍男さんをゲストにお迎えして、海月の俳句の魅力について語ります。
・加茂水族館からお借りした水海月の水槽。一匹、水面に浮いて動かないのを見て、スタッフが「空気は足りているだろうから、餌が不足しているんだろうか」と不思議がっていたところへ、村上さんはひとこと「気泡だね」。ペンをとって、海月の笠をひっくりかえすと、入り込んでいた二つぶの気泡が抜けていった。海月はたちまち、元気に泳ぎ始め、スタッフから拍手が。
・たった二つぶでも、海月は気泡の浮力に負けて、水面に引き上げられてしまうという。そのまま笠の内側に在り続けると、やがて肉に食い込んで、ぼろぼろになるとのこと。うーむ、海月、面白いです。
「NHK俳句」7月9日回