北上の詩歌文学館で、「水原秋櫻子展」が開催されています。
公式ホームページ
以下は、文学館のホームページに掲載されている概要です。
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水原秋櫻子は、大正末から昭和初期にかけて高野素十、阿波野青畝、山口誓子とともに『ホトトギス』の四Sとして活躍しましたが、ほどなく高浜虚子の「客観写生」「花鳥諷詠」に異を唱えて『ホトトギス』を脱退、主宰誌『馬醉木』を率いました。俳句に西洋画風の明るい外光を取り入れ、また短歌などの影響を受けつつ抒情詩としての俳句を追求、新興俳句運動の先駆けとなり、以降、俳壇をリードしつつ石田波郷、加藤楸邨をはじめ、能村登四郎、林翔、藤田湘子など、錚々たる人材を俳壇に送り出しました。
本展では、水原家並びに馬醉木会から寄贈を受けた秋櫻子の自筆作品や遺愛品を中心に、当館所蔵資料を交えつつ、現代俳句の世界を大きく切り拓いた秋櫻子の生涯を辿り、その魅力に迫ります。
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会期は3月24日から6月10日まで。私も図録にエッセイを寄せています。