「Fenderのベース USAとJapanとMEX」
Music Essay
10日ほど前、「
GENSEI」のMune君が勤める某楽器屋さんでMune君にワガママ言って、
FenderUSA、FenderJapan、FenderMEXのジャズベースを試奏させてもらいました。
ナンヤカンヤと言ってもやはりUSAは素晴らしい。
まぁ、価格的にもそうでなくては困るんですが…。
もしも私がベーシストでライヴなんかでもバンドでベースを弾くならばUSAを選ぶんだろうなぁ、と言った感じです。
本格的にベースを弾くなら、少々値が張っても良い物を持つべきですからね。
もちろんFenderに限らず素晴らしいベースは存在するわけでGibson、Rickenbackerなどそれぞれに似合ったサウンドは大切です。
要するにその楽器の特徴を理解し、自分の音を出すことが大事なわけです。
が、私の場合、ベースを弾くといったら、自宅録音でのみ。
しかも何か難しいフレーズを弾くこともない(もちろん弾けた方が素晴らしい)ので、Fenderで言えばJapanかMEXを考えるわけです。
Mune君に割り引き後の値段で同じくらいのJapanとMEXを試奏させてもらいました。
私の頭の中には漠然とJapanの方がMEXより良いだろうと言う考えがあったんですが…。
全くそんな考えは間違いで、同じジャズベースでも音の方向が全然違いました。
簡単に言えば、Japanは音が少し丸く、MEXは輪郭がハッキリしている。
コレはもう最終的には好みの問題。
自宅録音に使用するくらいならどちらも問題なし。
逆に曲によって使い分けたいほど。
使用されている木材や各パーツなどの違いなのでしょう。
同じ形、同じ色で試したけど全然違いました。
もちろんUSAはどちらの良いところも備わってるって感じです。
正直言えばこの段階まではジャズベース買ってやるか的な気持ちがあったのですが、少し考えました。
現在持っているプレシジョンベースを自分好みにモディファイした方が良いのでは?と。
私のプレシジョンベースはJapanのPB57-53でネックが広くてちょっと私には弾きにくいのです。
一時期、友人にJapanのジャズベースを借りていてスゴク弾き易かったので、ジャズベース欲しいなぁ、と考えたのでした。
が、USAは購入無理、無理と言うか勿体無い。でJapanもMEXも甲乙つけ難い。
Japan、MEX両方は買えない。買えるならUSA買うに決まっている。
色々考えて、自宅録音に使用するだけならばとプレシジョンベースを自分好みにモディファイすることに決めました。
ネックを細くしたりすることはなく、少々自分に弾きにくくても自分好みの音がでるように。
※Mune君、あんなに試奏させて貰ったのにゴメンね。
と言う訳で私のプレシジョンベースはPB57-53[putti US-spec]と言う仕様にいつもの如く「ギタスリ」でモディファイされたのです。
FenderJapan PrecisionBass PB57-53[putti US-spec]については、今度機材紹介にて!

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