くもり後はれ 日吉ダム
テラーマン氏と二人で釣行。
KS-60L+センシライトMg2500+5lb
SYS-60L+バイオマスター2500MgS+5lb
今年もやってきた「
日吉ダムフロータートーナメント」。
今回はなかむら氏にサイラスSYS-60Lを借りてスピニング2本で勝負することにした。
とにかくハイプレッシャーで限られた時間の中、完全にスレ切っている日吉のバスを釣るにはセコク攻めないと釣れない。
そしてどんなにセコイ釣りでもリミットの無いこのトーナメントでは1匹釣れば上位にランクされることは去年の経験で掴んだ。
1匹釣ることが大事。釣ればポイントが貰えるのだ。そしてノンビリやろうと心に決めていた。
そんな中7:00にトーナメントスタート。一気に世木林スロープから東の対岸を目指す。
ひたすらフローターを進めていた。その時、最初の事件が起きた。
右足のフィンが外れかかったのだった。不安定な状況で必死にフィンをつけなおす。落水しませんように…。
そしてフィンを元に戻し再びフローターを進める。
7:20対岸に到着。すでにテラーマンは釣りを開始している。偏向越しに水中を見るとギルがいる。
ポパイのスタッフの方がBeeに乗ってやってきた。ちょっと会話して今年も写真を撮ってもらった。
さっそくノーシンカーをキャスト。ゆっくりリトリーブしギルの攻撃を受ける。でも魚の反応があるのは嬉しいことだ。
そしてフローターで自分の姿勢を直そうとした時、気付いた…。
第2の事件だった。フローターがフニャフニャになっている…。
スローパンクチュアーだ。ゆっくりと空気が抜けているらしい…。
このままスタート地点に戻れるか?とにかくこのままではヤバイ。
テラーマンに声を掛け崖にしがみつく。フローターから降りる。そして日吉レンタルボートサービスに連絡。
携帯が繋がってラッキーだった。やがて管理事務所の船が救助に来てくれた。助かった…。
やはり、いざと言うときの為にこう言う「SOS」先の電話番号は携帯にいれておくべきだ。
ちなみに「日吉レンタルボートサービス」さんの電話番号は0771-72-9101です。
救助船に助けられ、フローターを積んで世木林スロープまで戻る。ちょっと恥ずかしかったぞ。
さっき写真を撮ってくれたスタッフさんたちが駆け寄ってくる。「大丈夫ですか?」いやぁ、お恥ずかしい…。
そしてフロータートーナメントなのに岸釣りをすることになった…。
ひとり寂しく岸からキャストとは、こんなことならベイトタックルも持ってきたのに…。
岸から湖面を眺めると多くの人が浮いている…。そりゃそうだフロータートーナメントだもの。
ウェーダーを脱ぎ軽い格好になる。水に浸かってるならまだしも陸上でウェーダーは暑過ぎる。
フローターも乾かし片付けて荷物をまとめて岸釣りスタート。この時すでに時計は9:00。
KS-60Lでジグヘッド。SYS-60Lでノーシンカーをキャストしまくるが、反応はない。
時折ギルが突つく程度だった。
そして会場から水面をジット眺める。何とかキャストして届きそうなところに水の色が違って見えるところがあった。
KS-60Lをダウンショットに切り替える。リーダーは30cm。ワームはレッグワーム。色は青。
それをキャストして底を感じてからズル引き。時間は10:00過ぎ。
掛かった。予想外の展開に驚きながらゆっくりランディング。
ランディングしてからスカリさえも車の中にしまった事を思い出し、魚を持って車へ。
車からスカリを取り出し魚を入れ、釣ったポイントで水につける。
やたら元気のいいバスだった。
11:00からウェイインスタート。すぐに持っていこうとするがテラーマンも帰ってきた。
今回はテラーマンも魚を釣って帰ってきた。
その前に優勝者のバスを見てしまった。デカかった。
あの人あの魚で優勝やなぁ。と直感した。
で、自分の魚も測量してもらう。1500g。聞き違いだと思っていた。
そしたら表彰式で名前を呼ばれた。そこからは何だか覚えてない。
テラーマンの話だと、とにかく腰が引けてたらしい。
フローターに乗ってなかったのに…。2位になって良いのか?
色々とあったが第1戦で予想以上の成績を収めてしまった。
次回はフローターに乗って釣りをしよう。

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