思考実験:もしもすべての高校が私立高校になったら?  

 昨日、医療と教育とを対比して考える可能性について書いてみた。
 具体的に、たとえば、「過疎地域における医療/教育をどのようにして確保するか?」という問題について考えることはどうだろうか。
 その前に思考実験として、すべての高校を「私立高校」に移管してみたとする。つまり、すべての公立高校が学校法人による経営に移管され、法人ごとに教職員の就業形態を決定することができるようになったとしてみよう。
 その結果、公務員制度の壁によって阻害されていた柔軟な人事管理や予算編成・執行ができるようになることは、学校経営の多様化や機動性の確保という点では一定の成果をもたらすだろうが、その一方で、地方公立病院の医師不足が深刻化しているように、過疎地の高校への教職員確保の問題が起こるという可能性は、はたしてあるだろうか。
 地方の医師不足が深刻化した背景には、研修医制度が変わったり医局人事による強制ローテーションが減ったことがあるのだとすれば、過疎地における人員確保ということでいえば、広域採用や人事ローテーションが必要だということになろうか。ただし、これとて高校の設置主体が自治体であることを意味するものではない。
 とすると、基本的にすべての高校を学校法人化し、教員確保に困難が予想される地域においては、地域ブロックごとに法人を設置して複数の高校を経営することにすれば、どうなる?
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