気味が悪い  世の中のはなし

 新聞ノートにあった記事に、鉄道会社が不正乗車には刑事告発で対応する方針を打ち出した、というのがあった。フランスの地下鉄なんかでは、改札がいい加減なかわりに、しょっちゅう抜き打ち検札があってがっつりと罰金を徴収するけれど、その上に刑事罰まで課すということまではしないだろう。
 ビラ配りのために私有地(といっても共同住宅の入り口の郵便受け)に侵入したとして、拘留され起訴されて最高裁で有罪が確定した事件があったが、このように市民生活の問題に国家権力が介入することが、平然と議論されて、違和感なく受け入れられていることが、ぼくにとっては気味が悪い。
 今の社会では、起訴された時点で解雇されることが就業規則に定められていることが多い。つまり、微罪や形式犯でも簡単に起訴されて、職を失うなんてことが増えるおそれがあるわけで、そんなのはいやだから、みんなしっかりと法律を片っ端から守るようになるのを期待するのだとすれば、それって、どこかの将軍様の国と根本的に変わらないのでは?
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