昨日、愛猫の華がこの世を去りました。
脳梗塞?になり、それからが早かったかなと思います。
数日前は余り動けない身体でエフとわたしの膝を取り合っていたり、エフに久々にちょっかいをかけて叩かれていたり・・・
ないこと良二に甘えていたりしていました。
この世を去る前日。
我が家の父親の膝の上でとても嬉しそうにしていたのです。
次の日、出掛ける用事のあった私の前では元気に振る舞っていました。
夕方・・・父親が帰ってきた頃には、もうこの世を去っていました。
いつもとちがうよ。
うごかないよ。
おかしいよ。
とエフは父親に話しかけました。
きっと死に際に立ち会っていたら、もっと悲しかったに違い有りません。
ねこは人に死に目を見せない。と言いますが、本当でした。
わたしも帰ってきてから、いろいろと考えました。あの時の彼女の甘えを。
『私、もうそろそろ、ばーちゃんの所へ行くから。』
と言われていたかもしれない。
『良二くん、こないだ餌食べさせてくれてありがとう。』と言っていたかもしれない。
『じじ、私もう長くない。抱っこしてくれてありがとう。』
と言っていたかもしれない。
全ては彼女の『さよなら』だったのでしょうか。
この世に生まれてきたら、すぐ後ろの背中には死があると
始まりがあるものは、いずれ終わりがあると言います
彼女は祖母と同じ道を辿りました。
頭の病気に倒れ、そして月日と共に死を待ちました。
ですが、祖母と違うのは
温かい家の中で温かい家族の声のある場所で余生を過ごせたこと。
幸せだったかなぁ
いろんな思い出いっぱいあったね。
こねこの時はとてもワガママだったし、風呂の水が張ってある浴槽に落ちたり、捕ってきた雀を逃がしてしまい、祖母に笑われたり
いいねこでした。
エフは元気ですが、華の代わりになんとか長生きしてもらいたい限り。
母さん、華をよろしくね。
今までありがとう。

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