【相手】すすきの子ども会野球部 【場所】相模原市立向陽小
相手: 0 1 1 0 1 = 3
小山: 3 4 7 8 × = 22
本日の練習試合、グランドが揺らいで見えるほどの猛暑の中でしたが、選手諸君はよくがんばった。このところ辛口のコメントが多かったSGコーチも、今日は諸君の奮闘を手放しでよろこんでいました。今日の相手、すすきの子ども会野球部は、わがM監督のご子息ことD−1号(だんご1号)先輩が育ったチームであり、おかみ出身ゆかりの地であり、いわば遠くU−3のルーツともいえるチーム。最近の上昇気流がどこまで伸びるか、期待の1戦でありました。
センター集合後、ウォーミングアップをキャッチボールまでにとどめ、ほぼ全員チャリンコ部隊に変身。蛇1列となってめざすは向陽小グランド。本日はアウェーに自転車遠征という大胆な作戦です。前、中、後ろをそれぞれコーチが固め、4輪&2輪(KMコーチ)部隊はつかず離れずでサポート。行き帰りともトラブルなく、無事センター帰還。コーチ陣も試合以上に気を使いました。(ヤレヤレ)

さて本日の試合、まずは3年レギュラーによるゲーム。2年生以下はSGコーチのもと試合分析(?)のため研究的観戦&応援。U−3の精神的支柱O監督代行がお仕事のため断腸の思いで欠席の中、技術的支柱KWコーチ、景品的支柱WTコーチ(ゴメンナサイ)、辛口的支柱SGコーチ(スミマセン)のトロイカ体制で首脳を固め、いよいよプレイボー。

久々の登場でチームを締めるキャプテンIは後攻を選び、先発はもちろんB。1回を2Kのあと、4Bで歩かせた先方3番を牽制で見事にアウト。暑さからのバテを危惧したベンチをよそに3回を投げ切り、Eにスイッチするまで打者のべ15人に7Kの力投。登板中2点を奪われはしたけれど、これが本来の彼の持ち味ですな。続くEは、いつ覚えたのか、打たせて獲るピッチング。先方4番にHRを頂戴したものの、要所でKをゲットし、クローザー誕生の予感を…。思えばE、ちょうど1年ちょっと前、練習がいやでグランドの片隅でべそをかいていたあのEが、M監督にピッチャーを命じられ、小さい体で必死に投げていたあのEが…。今ではチームのオールマイティ切り込み隊長としてなくてはならないキャラクターにと成長しました。(涙)
守備全般では、Aの捕球は安定し、個々のエラーによるてんやわんやな展開も今日はすっかり影をひそめ、外野フリーの恐怖をものともせず各自淡々と守備をこなしていました。さりげないけれど見逃せない成長ぶりです。
さて攻撃はというと、今日のナインは、伝説の池田高校やまびこ打線か?というぐらい炸裂ぶり。ほぼ全員安打の猛攻により、結果は点数が示すとおり。特に1回裏Iが走者一掃のランニングホームランを放ち、またしてもWTコーチとの約束を果たすと、その後、各自毎回安打、毎回得点。Sはノーヒットながら、豪快なスイングで実に頼もしく、代わったDも左打席からレフト前へ怒涛のだめ押し。Lもノーヒットながら全打席4Bは、球をよく見ている証拠。圧巻はAの3回裏センターオーバー、そしてP堂々のホームラン。と、スピーディーな展開にスコアの記入が追いつかず…。
というわけで、このところの実線練習の成果か、はたまた選手諸君の成長か、勝つ喜びをかみ締めたナインたちは、ますます野球が好きになり、ますます勝ちに行くようになることでしょう。秋季大会はイタダキだぞみんな!(オ〜 と聞こえてくるようです。)

さて、本日後半は2年生以下を主体としたティーボール試合。SGコーチが主審を務めつつ指導。KWコーチは打順のみを指示し、あとは選手に主導権を渡し、選手の自主性を生かそうという作戦。人数調整から、ラブコール(?)のかかったDをすすき野チームにレンタルし、プレイボール。ファイターズは自然発生的にJがイニシアチブを取り、攻守ともに積極果敢にプレイ。酷暑の中ではありましたが、両チームとも真剣に、かつ楽しみながらがんばっていました。今日の選手諸君を見ていると、もはや点の取り合いなどより、野球ができる楽しさを味わっている様子がよくわかりました。(というか、点数だれもつけてませんでした。)
途中、TBコーチ、TGコーチ(力作寸評お疲れ様でした)が駆けつけて下さり、またすすきの様からはスイカの差し入れがあり、両チームの選手に「力」を与えてくださりました。また本日のファインダー的支柱KMコーチは、この暑い中グランドを、縦横に駆けずり回って選手の様子を撮ってくださいました。KWコーチは、野球クリニックを含め、今日も長丁場のおつとめご苦労さまでした。 選手たちの活躍を期待してわれわれもまたがんばりましょう。お疲れ様でした。
(アルバムその1は
こちら、全57枚)
(アルバムその2は
こちら、全50枚)

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