一人静かに時間を過ごす・・・そんなことはなかなか出来ない。さみしい生き物ですよ。男ってやつは・・・愛媛・松山から流れてたどり着いたのだ!

2008/11/11  10:35

『日本シリーズ第七戦』  


●最終戦までくれば、勝敗は時の運だと思っていた。

運なら、原監督のほうに分があると見ていたのだが、巨人打撃陣の調子が下降気味であったことと、西武投手陣の巨人打者攻略法が徹底していたことが勝敗の分岐点になった。

●悔しいが、西武ライオンズにはおめでとうと言いたい。あっぱれなチームだと思う。一方、負けた巨人の原監督以下、選手諸君も一年間よくがんばったと思う。

●だがあえて今日だけはひとこと言わせてほしい。私には不満がある。

それは、
「なぜ巨人は総力戦に持ち込まなかったのか?」という不満と疑問だ。

まず、代打の切り札・阿部を使い損なってしまった。相手がこちらの裏をかいて8回からグラマンを投入したのが理由かもしれないが、阿部を使うチャンスは少なくとも三度はあった。

●一度目は5回の攻撃で内海をバッターボックスに立たせたとき。二度目は8回の攻撃でグラマンに対して鶴岡と脇谷を打たせたとき。
三度目は9回の攻撃で木村を立たせたとき。

原監督は代打の決断が遅れた。

●投手起用も間違っていた。最終決戦にふさわしい攻撃的な投手起用法にはなっていなかったのだ。

西武の渡辺監督は、石井、涌井を2イニングずつ投げさせ、巨人に行きかけた勢いを完全に止めるのに成功したが、原監督の方は、ペナントレースと同じ起用法に固執した。

●昨日だけは最終決戦らしくスクランブル体制を敷いてほしかった。
グライシンガーや高橋尚成、上原を1イニングずつでも使うべきではなかったのか。
ベンチ入り枠もあったとは思うが、結果的に良い投手がたくさん余ったことが残念でならない。

●内海を6回まで引っぱり、越智を2イニングも投げさせる必要はなく、4回まで内海、そのあとグライシンガー、高橋、上原と1イニングずつ投げて、最後の2イニングを西村、越智、クルーンで締めればよい。
それでもまだ延長に備えて山口と東野が残っている。
守っている野手やベンチの選手だって、マウンド上にアップアップの越智や豊田がいるよりは、次々にエース級が出てくる方が、勝つための本気さが高まったはずだ。


●阪神のペナントレースの終盤の戦い方が全く同じである。
藤川は温存…の考え方である。僅差の勝負なら、まず「勝たなくては」だめなのだ。
残り数試合の中で采配は「方程式」ではなく「執念」「チームの向かうベクトル」の一本化だ。
これができなかった岡田阪神は巨人に頂点を奪われてしまった。

会社の競争も同じである。どうしても「勝ちにこだわるのであれば」常識を逸脱した布陣で普段の150%のフル稼働を考える。

しかし、これは「勝たなければならないスクランブル」でしょっちゅうやったら疲弊する。

采配とは、ここ一番の勝負である。

●最後の最後までどちらにも流れが行かなかった「がっぷり四つ」の好シリーズだったと思う。
セ・パ王者同士の戦いらしい、ナイスシリーズだった。



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