2008/6/22

フロランタン  
激しい雨の日曜日でしたね。
今日はフロランタンのサブレ生地を焼きました。
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おいしそうに焼けたので(再び自画自賛)、一晩冷まして明日ヌガーを流します。

私がはじめてフロランタンを作ったのは、数年前の『ピエール・エルメ』でのスタジエ中
のこと。
当時、『ピエール・エルメ』のラボは2ヶ所(今はわかりません)。
パスツールのラボでは、焼き菓子やいろいろな生地の仕込みなどを行っていて、
ヴォージラードのラボでは、ムースなどの仕込みと仕上げ、ショコラ、ヴィエノワズリー
(パン)を作っていました。
お店はヴォージラード1店だけで、パスツールは「ここが、あのピエール・エルメ?」と
疑うほどの外観!
割られたガラスドアに紙がガムテープで貼られていて、中が見えないようになっていま
した。
初日、どれだけドキドキしたことか。。。

そのパスツールのラボで一緒だったのが、トルコ人の女の子。
ヴォージラードのスタジエ生はアメリカ人が多かったので、彼女・彼らは、フランス語が
たとえ下手でも、少なくとも英語はペラペラなのです(当たり前ですが)。
シェフたちもカタコトの英語を話しながら、会話は割とスムーズに。
そんな中、私とトルコ人の彼女だけがどちらもダメで(!)、お互いすごく助け合ったの
です。
もっとも、ダメさは比較にならないほど、私の方がダメでしたが。。。(笑)

私と彼女は、“フロランタンのサブレ生地の上にヌガーを流して素早く平らにする”という
作業をよく担当しました。
「Allez!Allez!(さぁ!さぁ!)」
のシェフの掛け声とともにに、どちらが早く、しかも平らにならせるかの競争でした。

スタジエ中で、一番楽しくてリラックスできた時間で、私にとって何よりもの思い出です。

ただ情けないことに。。。
どうしても彼女の名前が覚えられなかったのです(涙)
マリーとか、ソフィーとかじゃなかったのです。
なんだか聞いたことのない発音で、しかも長くて。。。
あぁ、こんな言い訳をしなきゃならない自分が悲しすぎる。。。

フロランタンを作ると、いつも彼女を思い出します。
あのあと、トルコで大きな地震があって心配だったのだけど、名前すら覚えられなかった
ので、連絡の取りようもありません。
あぁ。。。
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お元気かしら?(もう、何年も前の写真です。)




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