2005/5/10

篆刻講座  お楽しみ

「篆刻」これなんて読むかわかりますか?答えは、「てんこく」:石などに文字を彫ること。
よく、書や水墨画、日本画などの片隅に朱色で捺されている「印」のことです。
友人がこの講座に参加した話を聞き、私の母が「絵手紙」をたしなんでおり、プレゼントしようと参加しました。母は、10年近くもたしなんでいるのに、「印」は持っていません。消しゴムに「せ」と彫ったものをずーっと使っていたのです。
講座の先生は、ご自分のアトリエでも教室をされていて、今回はその出張教室。参加者は私以外にもう一人。いつもは10人ほどいるのだとか、、、でも、少人数のおかげでゆっくり説明を受けながら進めていくことができました。
「篆刻」で使われる文字は、「篆字」といわれる、中国で4000年も前に使われていた文字を基本にデザインしていきます。エジプトで見た「ヒエログラフ」に似てます。
「印」として押した時、字が白く浮き出るのが「白文」、朱色に浮き出るのが「朱文」。今回は、「白文」に挑戦。先生がデザインし、石の表面に墨で書いてくれた文字を専用の刀(写真の手前に写っている製せいの棒)彫っていきます。利き手で刀をしっかりと握り、反対の手で石を握ります。先生は「怖がると怪我をするので、石を刀に向かっていくようなつもりで彫ってください」と。まず、見本に先生が彫ってくれました。「カリカリッ!」と石が削れるいい音がします。「慣れてくると5分ぐらいで彫れますよ」といわれ、いよいよ私たちも自分の「印」を彫り始めました。「うんっ!?硬い!!」がんばるのですが、先生のような「カリカリッ」といういい音がなかなかしません。それでも少しずつ彫り進め20分ほどかかって何とか出来上がり。でも、太目の線はどうしても真ん中が残りました。先生に最後の仕上げをしてもらい、「字に忠実に彫れてますよ」といわれ、「じゃあ、都美(がび)をつけましょう」と、石の周りを削り、軽くたたいてわざとかけさせ、「味」を出してくれました。そして「側印」と呼ばれる、彫った人の名前、すなわち私の名前を左側に彫ってくれました。これで出来上がり!!
次回は、23日、「朱文」に挑戦です。
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