「ローマ街歩き ☆ヴィラ・ジュリア・エトルスコ博物館」
☆イタリア 記憶の風景
私がこの博物館 Museo Nazionale Etrusco di Villa Giuliaで
ぜひ観たかったのがガイドブックの表紙のこれ。
「夫婦の寝棺」Sacrofago degli Sposiと呼ばれる紀元前6世紀のもの。
エトルリアの墳墓にあって、死後の道具を入れていたそうです。
二人の少し微笑んだ表情が美しいのはもちろん、
夫が妻の肩に手を回し、包み込むような姿に理想を感じます。
「うわ〜、いいなあ」
って、一人で観に来ているのがもったいないと思う私です。
実はボルゲーゼ公園からの入り口は正面ではなく、中庭をはさんでいるのでした。
ルネッサンス様式の建物の向こう側が正面の入り口。
そして、この「夫婦の寝棺」は、このとき、上の写真の中ではなく
横にある建物の1階の隅にありました。
えっ、ここから入るの?っていうほどの扉から入るのです。
もしかしたら、工事中だったのかも。
法王ユリウス3世のための別荘は1550年ごろのもの。
天井や壁面は修復されてきれいになっています。
アーチの上の階を見て、1階に行くと、正面入り口。
ということは出口でもあるわけですが、まだ観ていないものもあるようです。
ここで、出るわけにいかないなと思いブックショップでガイドブックを
買いました。
開いてみると、見過ごしているものがいっぱいあることがわかりました。
そこで、一案。
美術館に入ったら、まず 気にいったガイドブックを買って、
それに沿って観ていくのです。
すべての作品が掲載されているとは限りませんが、観るべき作品は
押さえてあるはず。
お目当てのものがどこにあるかもわかります。
続く

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