2015/5/31  10:06

『チームの力』を引き出せるリーダーとは  Books Review

おはようございます。

先日Facebookにも投稿させていただきましたが、
西條先生が新しく本を出されたこともあり、ふんばろうの同窓会に行ってきました。

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先生がドキンちゃん書くところで挫折したので、左下の半分だけ私が書いてまさかの
早稲田大学客員准教授と早稲田大学モダンジャズ研究会出身Bassistのダブルサイン本という
・・・ありがたいんだかなんだかわからないものが出来上がりました。


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ふんばろう初期を知る人々からすれば、なんか懐かしい感じも感じていただけるのではないでしょうか。

ふんばろうおメンバーたちは
今もおそらくみな東北支援の活動をしつつ、
新しいステージの活動もしつつ、充実した日々を送っていられるようで、
楽しい会でした。

ミュージックキャラバンを知らない方はこちら
http://sun.ap.teacup.com/applet/moonandsand/msgcate7/archive


そして今朝起きたらこんなことになっています。

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おおおーーー!!



せんせーだーせんせーだー!




さてと。立ち上げといて一回も使わなかったカテゴリーのbook reviewを使うときが来ましたね。

Facebook等で引用くださる際はこちらから下をコピペしてくださると幸いです。



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この『チームの力』は、ありとあらゆるチーム(組織)をマネジメントする人に、
是非読んでいただきたいな、と思う本だ。


西條先生の、あるいはふんばろうから生まれたマネジメントモデルの面白いところは
人間の本能に近い”原理”に逆らわないところにある。


人間が集まっているからにはいかに「プロフェッショナル」とはいえ、
会社でもバンドでも、”人間的な”マネジメントが必要なのである。


「嫌なものはいや」だし「誰から言われるか」がとても大切なのである。


ではなぜ、この人はこの仕事、あるいは状況が「嫌」なのか、
そこに一歩踏み入ることでコミュニケーションが円滑になる場合がある。


彼はこれを「関心」と呼んでいる。
*関心相関性についてはこちらをどうぞ。
https://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/bitstream/2065/32706/1/WasedaKokusaiKeieiKenkyu_42_Saijo.pdf


さて、基本的に何かのチームに属している限り、
私たちは「そのチームのなすべき何かを達成したい」という目的を共有しているはずである。


ただし、バックグラウンドが違えば何に関心があるかは違う、
これを無理やり押さえつける方法はあるはあるのだが、どこかで破たんすることもある。

これ以上の本の中の内容は実際に購入して読んでいただきたいのだが、
ここではそれをうまくできてしまっている人の事例と、
先日身の回りにあったトラブルを例に出して、「関心」を踏まえたコミュニケーションがいかに重要かを紹介したい。

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◆とあるリーダーの事例

私には今、(というかこの数年)目の離せないリーダーがいる。
関係者にはわかってしまうと思うし、悪い話ではないので、ここではつかじさん(仮名)とする。

つかじさんはとある会社のマーケティング部長をしている。
私も一部業務をお手伝いしていたことがある。


とにかく新しいものへの関心が高く、業界のことにも詳しい。
勉強熱心で仕事が大好きな人だ。
今迄もたくさんの魅力的な製品やサービスを生み出してきた。



ただ、つかじさんは所謂「夏休みの宿題を8月30日までやれない人」だ。
というか、案件が多すぎてそうなってしまっているところもある。
周りはそれにかなり振り回されつつも、
つかじさんのことを本当に悪く言う人はいない。

「つかじさんまたギリギリなんだよー」

と、楽しそうである。


で、この人に興味がわいた私はよく観察してみることにした。

すると、驚くほどメンバーのプライベートをよく知っている。

彼ら彼女らが今どういう状態でどんな姿勢で仕事に臨んでいるか。
何故その仕事をしているか、将来どうなりたいか。

そしてその上で組織をマネジメントしている。

驚くほどばっくり仕事をしているようで、
実は驚くほど緻密にメンバーの「関心」を見抜いて、彼らのモチベーションが
自然に動く方向で組織を運営しているのだ。


そして、驚くのはこれが社内だけにとどまらず、お客さまもビジネスパートナーも
「つかじさんがやりたいことなら協力したいんですよ」
といい、あらゆる協力を惜しまないことだ。

つかじさんはパートナーのこともよく知っている。
よく知っているだけではなく、無茶ぶりしまくっているように見せて、
きちんと彼らのビジネスに貢献しなければならないときは助けてあげているように思える。

とある案件で私のIBM時代同期が企業した会社を紹介したのだが、
「彼らには頑張ってほしいから、いい案件をあげたいんですよね。」
と、私以上に考えてくれていた。


こうなると「この人が言うならがんばろう」と、自然といい関係が周りにでき始める。


素晴らしいリーダーだと思う。
実際この事業部は本当に少ない販促費で素晴らしいパフォーマンスを上げている。

ちなみに、つかじさんも西條先生の元生徒さんである。


◆「関心」を無視したコミュニケーションの失敗例


では逆に「関心」を無視してしまうとどうなるのだろうか。

最近あるブログに「ミュージシャンに言ってはならない一言」
みたいなものが載っていて、知人がtwitterで紹介していた。


http://k-yahata.hatenablog.com/entries/2014/06/15

http://aart.info/13-taboo-for-musician/


ま、私はあまり気にしませんが・・・。


私たちミュージシャンは自分のもっとも好きなことを仕事にしてしまった人という意味で、
世の中では結構レアケースな人種である。


このミュージシャンという人種と一般の人がこのようにぶつかってしまうのにはこんな背景がある。
実際には特に男性が陥りやすいように見える。


ミュージシャンがわからすれば、一番関心があるのは自分の演奏内容やライブ活動、お客様やバンドメンバー
ライブハウスとの関係性であり、ギャラがいくらかはどちらかというと「それでもできるか」とか「今月の他の仕事とのバランス」だったりする。なぜなら自分が本当に好きなことに対して値段を付けるのは人は苦手でクオリティを重視していくからである。続けられさえすればいいのだ。また、共演者の知名度などもさして興味はないことが多い。
有名なひとよりも、よい芸術家との演奏を好む人は多い。
一方できちんと会社に勤めて奥さん養って・・・みたいな同年代に引け目を感じないわけでもない。


会社員の人からすれば、やはり自分の仕事の内容などや家族のことに関心はありつつも、
全然割に合わない仕事をしている(こともある)ミュージシャンはとても不思議に映るだろうし、
良く知らない音楽の世界のことはやっぱり良く知らないし。
そして自分が好きなことを好きなようにやって誰かに毎日拍手を浴びて、という生活をしているように見える。なんだか華やかな世界にいる同年代のミュージシャンが、ましてやもともと知人だったりしたら
何かしら嫉妬もあるだろう。



だからダイレクトに「稼げるの?」とミュージシャンに聴くのはお互い不幸になるコミュニケーションなのだ。



ちなみに、これに似たケースを最近転職相談で見た。

コンサルティングファームに行きたいという弟子がコンサルタントにダイレクトに給与の質問を
してしまったのだが、

戦略コンサルという仕事も、時には割と割に合わないので(笑)

私の元ボスは「コンサルタントは職業ではなくて生業である」と言っていた。

本当にクライアントの成功に一番に関心がある人ではないとやっていけないという意味だ。
彼は今どうしているのであろうか。



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かなり事例が長くなったが、

「関心」を踏まえたコミュニケーションがいかに重要か少しでも伝わっただろうか。

続きはこちらの本から。ぜひ。

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%AE%E5%8A%9B-%E6%A7%8B%E9%80%A0%E6%A7%8B%E6%88%90%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E2%80%9D%E6%96%B0%E2%80%9D%E7%B5%84%E7%B9%94%E8%AB%96-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E8%A5%BF%E6%A2%9D-%E5%89%9B%E5%A4%AE/dp/4480068309/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1433039406&sr=1-1












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