あ〜あ。やってしまった・・・
会社の駐車場にいた猫と目があってしまって、
「にゃーん」と呼んだらやってきて。
スリスリされて、ガリガリの身体と
バサバサに抜けた背中に
「ごはんごはんほしいよう〜」
の声に負けて、、、つれて帰ってしまった、、
サバトラの男の子、顔はデカく
足も太い。首に首輪の跡あり。
ガリガリに見えるのに、体重は4.8kg。
え〜うそお!
足の太さはうちのとらより太いかも、だから
もともとの体重は8kgぐらいのデカ猫かも。
動物病院でもスリスリゴロゴロの
とてもなつっこい子。
獣医の先生を怖がることもない。
FIV陽性、Felv陰性、
口内炎なし、年齢は推定1歳ちょいか。
去勢手術をするために今日は病院に
預けてきた。
猫付き合いが大丈夫そうなら、
シクロんのお部屋で過ごしてもらうつもり。
環境に慣れたら他の子達とも一緒に過ごせたらいいな。
でも、男の子の数が多くなってきたし、
どうなるかなぁ。
いい里親さん、見つかればなぁ、
この子は多分、もと飼い猫だと思う。
もう一度、幸せになれるチャンス、
一緒に探したい。
さて、名前、どうしようか。
家人はさすがに怒ってるから
名前つけてくれそうにないし。
・・・・・・・・・・・・
エイヤ!とやってしまって、
これからどうしようって思って、
うちのコたちとうまくいかなかったらどうしようって
色々と不安ばっかり頭の中を渦巻いていて。
そうしたら、10にゃん外猫物語にリンクくださってる
「
野良にゃん写真集」さんにアップされてる猫たちや
管理人さんの言葉が背中を押してくれたよ。
エイズ持ってたって、素敵な里親さんに恵まれることある。
何より、私の顔を見上げてきた、あのコの目が
幸せになりたいよ、さびしいよって
そう言ってた。
ちょうど、二年前を思い出す。
みおちゃんとその子猫4匹を保護したのも今頃だった。
あの時も同じ気持ちだった。
エイズの猫、なんて、遠い世界の猫だって
思ってた私。
それは大きな間違いだったね。エイズはとっても身近で
たぶん、人間のエイズよりも。
ひどい口内炎が出て、1年ももたないだろうって
そう思ってたみおちゃん、もう2年生き延びて
体調はよくなったり悪くなったりを繰り返しながらでも
家猫生活満喫して、毎日よく寝てご飯食べてる。
あの時、子猫たちをお願いしますって言った彼女の目、
忘れられないよ、よし、まかしとけ!あんたも子猫も、
みんな一緒に保護したる!と、思わず言ってしまったっけ。
今日、また同じ気持ちになった。
預かり猫のちゃとらんとシクロんがいて、
我が家もついに8匹目。
でも、このコたちが幸せになって
うちから出ていく姿を思うと、頑張ろうって思う。
その時の嬉しさ、喜びは何物にも変えがたい。
明日の夕方、あのコを迎えに行く。
もう寂しい思いや、ひもじい思いをさせたくない。
幸せになれるように、精一杯、お世話しようと思う。

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