●虹の子は、JAMET(NPO法人日本ムーブメント教育・療法協会)北海道支部としてムーブメント教育・療法を紹介しながら、子どもたちの発達支援、ご家族の子育て支援を目指した療育活動や余暇活動を提供しています。 ●これまでの活動では、北海道真駒内養護学校相談支援部、石狩市こども発達支援センター、北広島市手をつなぐ障がい児者親の会「りんごクラブ」、北広島市子育てサークル「ムーブメント・レインボー」、えべつ子ども支援サークル「にじのこ」、北海道クリスチャンセンター福祉家庭相談室、岩内町障がい児親の会「ぶどうの会」、余市町教育委員会ウィークエンドサークル事業、北海道室蘭養護学校PTA親子レクリエーション活動などとのコラボレーションで、ムーブメント教育・療法活動を計画実施して参りました。その他各地での出前活動、研修会の開催などもしていますので、お気軽にお問い合わせください。

2005/2/25

自閉症のお子さんと  活動の様子(プログラム)について

 虹の子では集団でのムーブメント活動をしています。集団ムーブメントでは社会性を育てるプログラムが工夫できます。いろいろな合図を使って交信しながら活動したり、集団の中で1対1のかかわりを組み合わせたプログラムも工夫できます。
 でも自閉症のお子さんで、まだコミュニケーションの方法を持っていなかったり、集団のにぎやかさが苦手なお子さんもいます。そのような場合は個別のムーブメントが有効です。
 たとえば今日、たまたま自閉症の中学生男子と1対1でかかわる場面がありました。彼はもうすでに集団の中で活動することはできるのですが、自分から楽しみを見つけて意欲的に活動することが苦手です。でも人とかかわることが嫌ではなく、相手に活動を指示される場面を期待しているようです。私ははじめ、ポーズを模倣するように伝え、色々な全身ポーズを示しました。徐々に苦しいポーズへと展開していくと、辛そうに姿勢を保っていました。苦しいことはムーブメントの理想に反するので、ほどほどにして、次にスクーターボードを引いてきて、私が乗りました。ひもを引いて欲しいと頼むと、引いてくれるので、100まで数えて「交代」と言いました。すると彼は何の迷いもなくスクーターボードに乗りました。そして今度は私が引いて100まで数えました。彼は声にはならない口形のみで一緒に数を数えていました。
 この遊びを数回繰り返して、彼の表情には楽しさが見えたとは思いませんでしたが、納得した様子や、かかわり方に安心感を感じました。視線がおどおどしていないからです。それに気に入らないとき特有の声やいらいらしたような小さなジャンプもありませんでした。
 ほんの一例ですが、1対1で落ち着いて、納得して行動できることは、充実感につながります。短時間でもこのような関係を重ねていくことで、コミュニケーションの楽しさをより深め、集団での楽しさも感じられるようになると思います。
 虹の子の活動は月に1回の活動ですが、一ヶ月の間隔があるからこそ、変化も感じられます。ひと月の間にたぶん色々な経験をして、日々学んでいるのだろうなあと思います。そんな子どもたちの成長がとても愛しく感じます。
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2005/2/23

誰にも楽しめるムーブメント教育  ムーブメント教育について

 いろいろな方からコメントをいただき嬉しいです。ムーブメント教育の楽しさがどんどん広がったら、嬉しいです。
 さて虹の子に参加してしる「ほこかるのさん」からのコメントに、職場で利用しているとのこと。しかも20代から70代の方を対象に楽しんでいると聞いて、どんな活動をしているのか、興味しんしんです。ぜひ様子を教えていただきたいです。よろしくお願いしますね。
 ムーブメント教育を実践している仲間は全国に散らばっていて、幼稚園や学校をはじめ、養護老人ホームや病院、私の職場のような養護学校などなど、様々なところで活動しています。
 たとえば『虹の子』と同じように毎月仲間を集めて活動している一人のお母さんがいます。神奈川県にお住まいで、お嬢さんが車椅子の生活を送っておられます。『アンダンテ』というグループで、おもにプールでのムーブメント活動を親子で楽しまれているようです。とっても素敵なお母さんです。ムーブメントでは車椅子でトランポリンを楽しんだりするんですよ!!初めて目にしたときは驚きと感激でした。
 そうなんです、ムーブメント教育は誰にでも楽しめる活動なんです。『教育』という言葉から「何かを教える活動」と誤解されるかも知れませんね。『楽しく活動して成長する』という表現がぴったりでしょうか?
 人は死ぬまで成長を続けます。だから年齢を問わず、この活動を楽しんで、一緒に成長し続けましょう。
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2005/2/21

コメントお待ちしています!!  コメントについて

 ムーブメント遊び集団『虹の子』をみてくださってありがとうございます。いくつかのメールをいただき、とっても嬉しかったです。
 皆さんのコメントを反映したいので、どうぞ「コメント」をクリックして投稿してくださいね。
皆さんの声をお待ちしています。
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2005/2/21

ムーブメント教育ってなあに?  ムーブメント教育について

 ムーブメント教育って何だろうと思われる方も多いでしょうね。私もこの仕事を始めてから知りました。・・・とは言うものの、大学で知的障害児教育を専攻していたときに学んでいたとは思うのですが・・・。
 私が説明するよりも、日本ムーブメント協会のホームページをのぞいていただいた方が良いのでは・・・URLは http://www008.upp.so-net.ne.jp/movement/  です。

 日本では横浜国立大学の小林先生が第一人者でいらっしゃいます。また協会本部となっている『よいこの保育園』の佐々木園長先生夫妻も大変お人柄の良い方々です。

 ムーブメント教育活動で大切なことは、ゆったりと楽しく活動することです。子どもたちが楽しいという気持ちをエネルギーに、脳と身体をフル稼働させることがムーブメント教育活動の基本です。この活動を通して、自分の身体をどう使ったら快いのか、お友達とどうかかわったら楽しいのか、などの生活の中でみんなと一緒に活動するために必要なことが身についていくと考えられています。

 この教育活動は、アメリカのM.フロスティッグ博士の研究をもとに展開されているものですが、今や世界中にムーブメント教育活動を楽しんでいる仲間がいます。私もこの教育活動を通してたくさんの仲間ができました。

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2005/2/21

『虹の子』の始まり  『虹の子』について

 ムーブメント遊び集団『虹の子』は2003年の11月に始めました。主宰は私(養護学校教諭)で、日本ムーブメント教育協会(JAMET)のセミナーで1998年以来研修してきました。
 1999年に機会を得て、神奈川県にある国立特殊教育総合研究所(現在、独立行政法人)で1年間研修生活を送ることになり、東京の協会本部『よいこの保育園』での活動に通わせていただきました。初級、中級、上級と研修セミナーを経験しながら、たくさんの方に巡り会い、たくさんのことを学ばせていただき、今日に至っています。
 養護学校での授業にムーブメント教育の活動を取り入れて、自分なりに子どもたちとの楽しい活動を工夫していましたが、余暇活動でのムーブメント活動を展開できないものかと考え始め、いくつかのイベントでデモンストレーションし始めたのが2001年からだったでしょうか。
 2003年に日本ムーブメント教育協会認定のムーブメント教育療法士の資格を申請し、取得したことをきっかけに、このムーブメント遊び集団『虹の子』の活動を始めました。
 つづく・・・
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2005/2/21

2月19日の虹の子です  活動の様子(プログラム)について

2005年になって1回目の虹の子を行いました。
今回は雪道を遠くからいらっしゃる参加者のために、午後だけのプログラムにしました。
1月に実施できなかったので、ふた月ぶりの活動でしたが、楽しく活動できて、嬉しかったです。

<今回のぷグラムについて>
フリームーブメントの時間帯で、いつもの『ぐるぐるめだまやき』を行ってみました。
始まりの会をする前に自然に集まることができて、良かったのかなと思いました。
子どもたちが順番を待って活動できてきたなあと感じています。
また、パラシュートをまわす活動を楽しんでできる子どもも、増えてきたようです。

『飛び出せポップコーン』はいつも喜ばれるプログラムですが、今回久しぶりに色を選別して集める活動にしてみました。全体の活動の流れを心得て活動しているように見えました。
集める色を提示する係りに興味を持ったり、容器にどれだけ集められるかに関心を示したり、子どもによって楽しみ方が違うようです。でもなんといってもあれだけたくさんのカラーボールが、飛び散る様子が楽しいのでしょうね。

『仲良くよいしょ』では、毛布、ユランコ、フィジオボール、カラーフープなどを利用して、お友達と一緒に体育館をサーキットする活動にして見ました。この活動ではお友達と一緒に「何をどんな風に利用するか」という課題があります。子どもたちがいろいろな遊具をいろいろな発想で利用する様子が、とても楽しかったです。大人も子どもも無邪気に楽しむのが、ムーブメント活動の良さだと思っています。

『何回鳴ったかな』では、聞こえたシグナルと同数のお友達と一緒にカラーフープの中に集まるという課題を、プログラムしてみました。これまでは色を指定して集まったこともありましたが、今回は笛の音をシグナルにしたので、集中力がより求められました。大人も真剣な表情で活動するので、子どもたちもいっそう楽しかったように思います。

『コーヒーカップ』のプログラムは今回で2回目でした。乗って楽しむ子ども、回して楽しむ子ども、それぞれの楽しみ方があるようですが、自閉症のお子さんが狭い毛布の上に何人もで寄り添って乗り込むことは初めは辛いようです。でも楽しさで緩和されて平気になったり、嫌なら一人用のユランコを選ぶようになったりと、経験が気持ちの変化を生み出すように思われます。

最後にいつものお楽しみ『パラシュートでわっしょいわっしょい』を楽しみました。
今回は年齢の小さい子からという約束で、活動しましたが、子どもたちが納得して参加する様子が、嬉しかったです。10回飛んだら終わりというルールもよく心得てきています。また、「大きい子どもは5回だよ」という約束もすっかり定着したようですね。

冬の間は「学習会」の時間を設定できませんが、このダイアリーを公開して、皆さんとの情報交換の場にしたいと思っています。
参加された方も、そうでない方も、ご質問、ご意見、ご感想・・・なんでも結構です。
ぜひ、お聞かせください。

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