2014/10/27
弟のしっぽのお話なのだ〜
「弟よ、気になっていることがあるんだけど、
ちょっといいかな?」
「うん、何?」

「それは、君のしっぽのことなんだ。」
「しっぽ?」
「そうだよ。今朝の君のお散歩の時の写真を
見せてもらったんだけど、
しっぽが見事にダラリンしてるではないか」

「これもそうだ。ダラリンどころか、
お尻に巻き込まれているぞ。」
「う…うん」
「兄ちゃんは思うんだけどさ、
君はフサフサの素敵なしっぽを持っているんだから、
思いっきりクルリンと上げたほうが いいんじゃないかな?」

「兄ちゃん… そんなに簡単に言わないでよ。
僕だって、ダラリンにしようと思ってしてる
わけじゃないんだよ……。」
「そうなんだ……。」
「怖くてさ……だからさ……」
弟は そこまで言って
泣きそうな顔になってきた。
「ごめんごめん。」
「う……うん…。」
弟がしっぽを上げてお散歩出来ないのには
何か深いわけがあるのかもしれない。
それを話してくれる日が来たら、
僕はゆっくりと聞いてあげるね。
ちょっといいかな?」
「うん、何?」

「それは、君のしっぽのことなんだ。」
「しっぽ?」
「そうだよ。今朝の君のお散歩の時の写真を
見せてもらったんだけど、
しっぽが見事にダラリンしてるではないか」

「これもそうだ。ダラリンどころか、
お尻に巻き込まれているぞ。」
「う…うん」
「兄ちゃんは思うんだけどさ、
君はフサフサの素敵なしっぽを持っているんだから、
思いっきりクルリンと上げたほうが いいんじゃないかな?」

「兄ちゃん… そんなに簡単に言わないでよ。
僕だって、ダラリンにしようと思ってしてる
わけじゃないんだよ……。」
「そうなんだ……。」
「怖くてさ……だからさ……」
弟は そこまで言って
泣きそうな顔になってきた。
「ごめんごめん。」
「う……うん…。」
弟がしっぽを上げてお散歩出来ないのには
何か深いわけがあるのかもしれない。
それを話してくれる日が来たら、
僕はゆっくりと聞いてあげるね。