陰陽道の呪法で欠かせないのが霊符です。
現在、神社などで頒布されている大麻(たいま・・・御神札のことです)や御守は、陰陽道の霊符が原形です。
霊符の中でも、火災や災害などから家を護る為の護符が重要視され多用され、これを宅鎮(たくちん)と呼び、その霊符を鎮宅霊符と言います。
鎮宅霊符とは、宅地・家屋を鎮め、護る霊符のことです。
屋敷の各所に札を貼って土地神を鎮め、また四方には霊符を封じた瓶状のものを埋めたりしました。
陰陽師たちはこうした強大な呪力を封じた霊符を携え、貴族の屋敷や社寺の地鎮へ赴きました。
中世以降、こうした陰陽道の霊符を真似て、密教や修験道、神道に至るまで多種多様の呪符が創造され、広まっていったのです。
霊符はしばしば朱で書くことが行われました。朱はもともと水銀より取り出される丹(たん)のことで、水銀は古来、仙薬とされていました。
当会においても様々な霊符をお頒かちしています。
諸願成就・子孫繁栄・家内安全・入試合格・立身出世・病気平癒・夫婦和合・訴訟必勝など、多岐に渡って調製してお頒かちしています。
http://www2.tba.t-com.ne.jp./onmyoukai/newpage21.html


0