年頭に当たり
明けましておめでとうございます。
平成廿一年の年頭にあたり、まずもってご皇室の弥栄と皆様のご繁栄、ご健勝を心よりお祈り申し上げます。
また、歳旦祭及び新年の初祈祷を滞りなくご奉仕申し上げました。
今年は大日本帝国憲法発布から百二十年の年にあたります。明治二十二年の二月十一日、紀元節の佳き日を選んで発布が行われました。
さて、昨年よりアメリカから発進された経済不況の波が日本を含め全世界に広がっております。
まさに世界恐慌の様相を呈しております。
この経済不況の出口は全く見ることが出来ず、皆様方の中にも暗く大きな影を落としているのでは無いでしょうか。今やアメリカに於ける経済の破綻は、避けられません。
この経済破綻は、アメリカドルの切り下げをせざるをえなくなりアメリカの破産は免れないでしょう。このような状態を避けるためにアメリカに唯一残されている道は、戦争による軍需産業の景気対策をとるの他無いでしょう。
つまり、アメリカの破産か戦争による経済活動の維持以外にアメリカの生き残る活路は無いのです。
恐らく、アメリカは早ければ一年以内に戦争を仕掛けることとなるでしょう。
時代は今、あの大東亜戦争目前の状態になっております。
つまり、今までのように日本がアメリカに支配されていた状況ではなく、アメリカと対等の立場になって渡り合える状況になりつつあるということです。そこで、我が国は主権国家として自立し、アメリカや世界と新しい関係を築くチャンスを与えられているのではないでしょうか。
今こそ占領憲法を改め、独立主権国家としての新たな憲法を創り、真の独立を果たさねばならないのではないでしょうか。
時代は今や『変革の時』を迎えております。
我々日本国民が世界に於いてどのように貢献できるかを、国民一同が改めて考える必要に迫られているのです。
今年一年は我が国や世界にとって、大変重要かつ厳しい年となるでしょう。しかしどのような世界情勢にあっても、時代のニーズにあったものが必ずあります。
その中から活路を見出す必要があるのです。
このような時こそ、ポジティブな発想をすることが肝要です。改めて浄化の必要性を強く認識するものです。輝かしい未来を創ることも、ひとりひとりの皆様のポジティブな想念によって得られるものと、確信しております。
皆様にとりましても、本年は様々な局面において正念場となることと思いますが、必ずや乗り切れることと強く希望致します。



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