今週発売された「SAPIO」12月16日号に小林よしのりの
天皇制度についての見解が漫画で描かれていました。
そこに書かれていた事は小堀桂一郎氏や西尾幹二氏の主張に対して
真っ向から対峙するものでありました。
しかし、極めて下品で失礼な表現なものであったと遺憾であるものでした。
小林よしのりは最初から女系天皇を容認する立場であります。
そもそも女系天皇を容認してもよいのではと言う内容自体、
その根拠は、天皇家の祖神である「天照大御神」が女神であったのであるから
女系天皇でも何ら不都合はないとしています。
ですが、「天照大御神」は神話での女神であります。
これを肉体のご血統と一緒にすることはナンセンスです。
また、初代天皇にご即位された神武天皇以来、
少なくとも2669年間、男系でのご血統のみで皇統が維持されてきました。
この2669年間のご皇室の伝統をたかだか生きても100年程度の
我々の浅知恵で変えてしまっても良いのでしょうか?
この様な議論をする事すら憚られるべきことを
直接、私達の代で2600余年にも及ぶご皇室そのもののあり方をも
変えて良いものでしょうか?
ましてや政権交代されたこの直後に
彼の小林よしのりがこの様な言論をすること事態が
おおいに政治的な意図を感じざるを得ません。
今、この時期にこの様な言論をしたのは
明らかに反日勢力や左翼サイドの動きに合わせたものであり
まるで支那・朝鮮、或はコミンテルンの工作員として
我々保守分断の工作活動であると言っても過言ではありません。
現にご皇室の問題は皇太子妃「雅子妃殿下」が
ご皇室に支那・朝鮮・ロシアの工作員として送り込まれてから
物議を醸し出されている事であります。
支那・朝鮮・ロシアによる我が国の國體そのものを破壊し
赤化を推進する為の工作活動の一環であり
今後、支那・朝鮮の傀儡であり反日左翼政党民主党から
再び「女系天皇容認論」に基づく皇室典範の
改悪をスムーズに進めるための世論造りであろうと
推察される次第です。
ですが、この様な2600余年にも及ぶご皇室のあり方にメスを入れる
行為は将に朝敵・賊軍のあり方であり許さざるものであります。
我々日本国民は天皇陛下の藩屏の一員として次の世代に確実に
天皇制度や天皇家のお血筋を残す為に
日夜努力して一旦緩急あれば一命を賭す覚悟と気構えが必要であると
信じるものであります。
此の天下を二分する一大事を正しい知識を有してどのようにするべきなのかを
真剣に考える時が来ているのではないでしょうか?
絶対にしてはいけない事は、一時の流行に飲み込まれてしまい
何が正しい事であるのかを見失ってしまうことであります。
そのような事で2669年にも及ぶ皇統を変えては断じていけないのであります。

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