昨日、天気が良かったので年内最後と思いロケ地撮影に出た。
買い物の予定もあったので新宿へ向かって歩いている途中に某警察署の前を通りかかった。
警察署の正面というのは必ず駐車場があり、入口の上にコンクリートの四角い屋根が張り出して、何処も似通った造りになっている。
最近の交番はデザイン性のある造りが増えているのに、こっちは色気ないなあ、などと考えた時、私の目の前に署の入口から二人の男が出て来た。
瞬間的に「刑事」だと分かった。
二人は警察に用事があって来た一般人とは明らかに態度が違っていた。
スーツを着ているけどビジネスマンとは歩き方が違う。
手ぶらでズボンのポケットに両手を突っ込み、二人は首をすくめるようにして私の前を歩いて行く。
その後をついて行くように私も歩いた。
40代後半とおぼしきオジサンはグレーのスーツを着ていて少し細身の叩き上げという印象。
連れの30代に見える若手はガタイが良く柔道の有段者と思われた。
二人は真っ直ぐ駅の方へ向かって歩いて行く。
捜査なのか、それとも昼時だったからランチにでも行くのだろうか。
JRの駅を通り越して二人は雑踏の中へと消えて行った。
以前うちの近所で事件があった時、刑事が聞き込みに来た事があった。
が、来たのは刑事ドラマのようなカッコいい刑事ではなく、
普通のオジサンだったらしい(爆)
だから、実際の刑事なんてそんなものだろうと思っていたのだが、二人は違っていた。
だが地元のヤクザやチンピラのゴロつきとも雰囲気が違う。
その背中からは迫力のような、ある種のオーラのようなものが感じられた。
最も、ガタイのいい若手の方が、顔立ちや髪型が
原田大二郎さんに似ていたのもポイント高かった原因だろうが(自爆)

0