劇場版
「仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ」2回目を観て来た。
変わり映えしない新宿バルト9だけども(^^;
さすがに公開3週目だし、と思ったものの・・・
嫌〜な予感がして、チケットはネット予約しておいた。
・・・私の予感は正しかった。
確かに、夏休みだよ。
確かに、上映回数減ってるよ。
確かに、上映スクリーンも小さくなってるよ。
でもね。
上映3週目で、真っ昼間で、
残数12席って、あり?(爆)
他の上映作品は「座席あり」◎なのに。
でも観客は親子連れが多くてちょっと嬉しかった。
これが「仮面ライダー」映画のあるべき正しい姿だよ、うん。
おっきいお友達とカップルだらけだった電王トリロジーが異常だっただけで。
しかもチビッコたちがみんなお行儀良くて、騒いだりする子が一人もいなかったのには感心した。
で、感想。
前回は不慣れな3Dが気になってあまり集中できなかったため、改めて観るとやはり見逃していた箇所が多いことに気付いた。
前回から気になっていたのが、どうしてフィリップがマリアを見て母親(シュラウド)ではないかと思い込んだのか?ということ。
シュラウドがフィリップの母親だと判明したのが第44話。
劇場版は44.5話という位置付けなのでフィリップが「マリアに母の面影を感じた」のは分かる。
でもそれだけであんなにも強く思い込めるものだろうか?
多分、同じことを翔太郎も疑問に感じていたのだろう。
フィリップの感情を掴めず思いあぐねる翔太郎の前にスカル(の幻?)が現れ、翔太郎は「フィリップには家族の記憶がない」と気付く。
家族の記憶がないフィリップは、母親に守ってもらった記憶もない。
確かにシュラウドは影からずっとフィリップを見守り、メモリやガジェットの力で我が子を守ろうとして来たけれど、雨の日に傘を持って迎えに来てくれるような「優しい母」の姿をフィリップは知らない。
だからこそ、ドーパントに襲われたフィリップの前に颯爽と現れ、ピンチの度に守ってくれたマリアに「理想の母」の姿を重ねてしまったのだろう。
翔太郎や亜樹子の言葉にも反発するほどの思い込みの激しさも、一度関心を持つと納得するまで追求をやめないフィリップの性格を考えれば合点が行く。
この時点ではフィリップは自分が再生されたデータの塊だとは知らない。
だから克巳@エターナルに「兄弟」と呼ばれてもフィリップ自身はピンと来ないのだが(この場合の「兄弟」は「似た者同士」という意味だろう)、TVシリーズを第48話まで観てから劇場版を観ると、克巳たちの言動が非常に分かりやすい。
上手く構成したなぁという気がする。
前回見逃していたゲスト出演の
風都住人さんたち。
今回は全員きっちりチェックしました(笑)
ちょっと分かり難かったのはみやびとあすか親子。
あすかは成長しちゃってて、放送時のような「小生意気な幼稚園児」じゃなく、ちょっと女の子っぽくなっていた(^^;
みやびも議員を引退している設定だからスーツじゃなくて普段着だったし。
高校生ダンサーの千鶴ちゃんもあんまり目立たなかったなぁ。
弾吾くんがいればまだ良かったんだけどねぇ。
そう言えばドサクサに紛れて赤城教授がひめかりんに抱きついてたぞ(爆)
セクハラ?パワハラか?
余談。
同時上映の
「天装戦隊ゴセイジャー エピックONTHEムービー」を観ていたら、都市部でのロケがほとんど知ってる場所だったのにビックリ(前回は何で気付かなかったんだろう?やっぱり3Dのせい??)
特に、隕石を持ち出したラシルをアラタたちが追う場面で使われたのは、茶色の丸い建物と赤い橋が印象的な
晴海アイランド・トリトンスクエア。
お台場に勤務していた頃、オープンしたばかりのトリトンにはよく仕事で行っていた。
綺麗だし銀座から近いから(銀座と晴海埠頭の間にあるので)、SHTで使わないかな〜とずっと思っていたのだけど、私の記憶では使われた事がなかったから、ちょっと嬉しかった。
先日Wのロケ地巡りで行った
東京倉庫運輸もしっかり使われていた。
逃げるアラタとラシルを西部警察ばりのコワモテ兄さんたちが迎え撃つシーンで(爆)
うーん、相変わらずヘビーローテ(^^;
余談ついでにもうひとつ。
仮面ライダーオーズに変身する渡部秀くん。
顔立ちや雰囲気がブレイドの虎太郎@竹財輝之助くんに似ているような気がするのは、私だけ?
実は、オーズについては事前情報を一切シャットアウトしていたので、私にとっては造形も俳優さんもW劇場版で見るのが初めて。
で、初見の時に竹財くんに似てる!と感じたもんだから、そうにしか見えなくなってしまったんだよね(^^;
オーズは武部プロデューサーだけど、ひょっとして武部さんの好みのタイプなのかなぁ?

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