以前も書いたけど、オーズを観ているとどうしても歴代作品との類似性やデジャヴが気になって仕方ない。
特に気になるのが、映司と五代雄介との
マイノリティーの一致。
「世界中を放浪していた」という設定だけでなく、話し方や仕草なども似ている。
あと、長い時間の封印から目覚めたグリードが人の姿を借りて暴れたりアジトに溜まる習性などは、グロンギ(あれ?どっちも「グ」で始まる4文字の名称だ(^^;)に近い存在に感じる。
メダル争奪戦の「メダルを所持すればその力を使える」という設定は、剣のラウズカードバトルの設定が一番近いし、アンクの性格や映司との掛け合いのテンポはやっぱり電王を連想させる。
オーズを観ていると、どうしてもクウガ、剣、電王が観たくなる。
おのれディケイド(違)
ディケイドに登場したライダーはあくまでも「ディケイドの中の1エピソード」と解釈していたので、ディケイドを観てもオリジナルが観たいという気持ちにはならなかった。
が、オーズを観ていると、何故かオリジナルを観たい欲求に駆られる。
私にとってオーズはディケイド以上に
リ・イマジ色の強い作品という事になるんだろうか。
しかしオーズが歴代作品に似ていると言っても、クウガなどは最後に観たのは何年前?と思うほど私の中では過去の作品になっている。
剣も電王もいろんな部分で脳内美化、脳内補完されている可能性が強いし、もう忘れている設定もある。
で、クウガ、剣、電王を観直してみた(爆)
もちろん全部観ていたら身体が持たないので(^^;
クウガは第1〜4話、剣の第1、2話、電王も第1、2話、一気に
4時間ぶっ通しのマラソン視聴。
忘れていた事がいろいろとあった。例えば・・・
・クウガの変身ベルト・アマダムは、古代リントの戦士がグロンギと戦うために作られたもので、遺跡から発掘された時は石の状態だった。
(オーズの変身ベルト・オーズドライバーはグリードを封印するために作られたもので、アンクが持ち出した時は石板の状態だった)
・現代に甦ったグロンギは人間に興味を持ち、お金などにも関心を示すようになり、最初はグロンギ語しか話せなかったが、次第に「日本語」を学び、人間社会で暗躍するようになって行く。
(現代に甦ったグリードは人間の「進化」を認め、最新のIT機器なども使いこなせるようになる)
・五代雄介の相棒は一条刑事。
(火野映司の相棒は泉刑事(の身体を乗っ取ったアンク))
えーっとぉ、これって、一体(^^ゞ
「リスペクトでオマージュでリ・イマジでインスパイアです」なんて生易しいもんじゃない。
最早
「設定パクった」としか思えないレベルの類似orz
どうしてこんな設定にしちゃったんだろう。
変えようと思えば細かい設定はいくらでも変更できた筈なのに。
例えば泉刑事。
何で「刑事」なの?通りすがりで事件に巻き込まれた一般人でもいいじゃない。
例えばオーズドライバー。
何で石板状態だったの?メダルは生の状態なのに、ドライバーだけ化石化していた理由は?
オーズのメインライター小林靖子にゃんは、クウガと同じ年に「未来戦隊タイムレンジャー」のメインライターを張っていた。
当時、何か思う処があったのだろうか。

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