2005/10/8

カートン  

カルトナージュの基本材料であるカートンについて。

この灰色の板をカートンと呼んでいるのはおフランス帰りの人間だけだったはず。
業者さんもびっくり、「何を言っているんだ」とお思いになったようだった。
すぐにチップとかボールと言う名称である事を知り、彼らの前ではそちらの呼び名を使っていた。そうしないと相手にしてもらえないような雰囲気。

日本のカートンは手工芸用に作られているわけではないので、運が悪いと反る。
これはカートンを作るときの気候にもよるし、厳密な水分調節がされていない、などいろんな要因があるらしい。もちろん使い手側の非もある。木工用ボンドに入れすぎた水のせいだったり、保管状態が悪かったり。
カートンを作っている業者さんもまさかこれを切って、貼って箱を作るということを念頭においていなかったはず。私がフランスで使っていたカートンは確かに反りにくい。もちろん重しの下に置く事の重要性は言われていたけれど。
日本のカートンの改良が進む事を願う。

今日も生徒さんにカートンを発送した。まだまだ手に入れにくいよね、、、と思いながら。(伊東屋さんは高いしね)
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