2013/3/11
グリオ 永眠 複数

2013年3月11日に日付が変わって間もなく、
午前1時にグリオは永眠しました。
昨年10月に不調が現れ、検査入院。
胸水を検査したところFIP(猫伝染性腹膜炎)と診断されました。
10月29日に退院後は、プチポンのアイさん宅で療養。
4ヵ月半、命の灯を燃やし尽くしました。
とてもよく頑張りました。
2012年2月18日、立ち入りを制限された警戒区域の浪江町高瀬で保護。
翌日の2月19日に保護したユッスーとともに一週間、仙台の動物病院にいた後、プチポンへ。

2012年2月19日撮影
おそらく震災後生まれではないかとの見立てで、年若い長毛の猫は、
当初はシャーシャー、ケージの中で怖がっていましたが、
本当にある日突然、ごろすりにゃんこに変貌しました。
茶白のゴージャスな長毛猫に育ち、お問い合わせもいくつかいただきました。
(縁結びまでにはいたりませんでしたが)
5月、ユッスーがFIPで永眠。
グリオも同じ病気になるとは思いもしませんでした。
アイさんのお家にいた最後の日々は、
彼の短い猫生のなかでいちばん幸福に満ちたものだったと思います。
体はしんどかったかもしれませんが。
福島から来た猫で今もプチポン逗留のコは、
南相馬市小高区のてっちゃんだけになってしまいました。
グリオにたくさんの応援をありがとうございます。
感謝を込めて。
火曜日、グリオは天に還ります。
不自由だった体を脱ぎ捨てたグリオの魂が、自由でありますように。

震災で天に還ったすべての魂が、どうか安らかでありますように
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