2015/4/30
かなこファミリー めでたくチェックアウト 複数
すっかり、報告が遅れてしまいましたが、先週土曜、りゅうとかなこの親子猫ふたりを、
晴れて関東の里親さんのもとへお届けしてきました。
「幸福の青い風呂敷」はひとつしかないので、もう一つは、いつも応援してくださる方からのいただきもの「からくさ文様猫柄肌色の風呂敷」です。
盛岡から新幹線で1時間50分。
ふたつのキャリーを持ち運ぶのは無理だったので、里親さんにはホームまで迎えに来ていただきました。

新しい、本当のお家に着いて。
ふたりとも、うんともすんとも言わず。おしっこ粗相もなし。
ただただ、目をまんまるにしていました。

用意してくださった3段ケージにイン。

失礼するときまで、ふたりともずっとこんな感じ。
里親さんご夫妻、特に奥さまは2年間、猫と暮らすことを願い続けてきて。
やっと。「その時」が来て。
もう全身で「うれしい!」を表してくださっていて。
新しい食器。新しいトイレ。ふたりのために。

すてきな本。

帰りの電車に乗っているとき、送られてきたふたりの写真。
見ているところでごはんは食べるどころではなかったけれど、「大丈夫」と思いました。
本当にいい縁組でした。

空のキャリー。

翌日のふたり。

リサ・ラーソンのぬいぐるみ。
本当の猫が来るまで、ぬいぐるみで我慢してましたーと笑っていました。
週が明けて。
りゅうがかなこのごはんをやっぱり横取りしてしまうそうで。
がっつり一度に一気食いするりゅうと違って、かなこは少しずつのダラダラ食いで。
かなちゃんをケージに入れてゆっくりごはん。など、いろいろ試してくれることに。
さて。
火曜、りゅうとかなこたちがいた場所はどうなっているだろうかと、ふと行ってみました。

道路拡張に伴い、複数の家々が跡形もなく消えていました。
奥の、青いシートをビニールハウスのような枠組みにかぶせた物置きに、ファミリーはいました。
2013年夏の終わりに生まれたというかなこと、かなこの兄弟たちはそこで育ち。
一匹消え、一匹消え。
用心深いかなこだけが残り。
2014年春にりゅう、ソニア、みやを出産。
写真手前のたんぽぽが生えているあたりにあるMさんのお家に、かなこはごはんをもらいに通いました。
青いシートの近くにあったアパートの住人がえさやりをしていたそうですが、まず先に転居。
Mさんもできるかぎりのことをしていましたが、かなこは触れないし、子猫は大きくなるし。
捕獲器を携え、サヴァさんと初めてMさんの家に上がって話をうかがっているとき。
その日は捕獲の日と決めていたので、フードはあげないでくださいとお願いしていたので。
空腹に耐えかねて、かなこは窓越しに背伸びしてにゃあにゃあ鳴いて催促していました。
ガリガリの、まだ子猫…。
かなこは中猫サイズで、まだ幼さが残っていて。
すぐに捕獲器に入ってくれて。
子猫たちの様子を見に行っている間、クーラーをつけた車にのせていたけれど。
こちらが心配するほど息をはあはあさせて。
その後、Mさんががんばって子猫3匹を保護してくれて。
ファミリーがすべてもらわれていったことを聞き、Mさんは「よかった」と何度も繰り返しました。
まる投げの相談にはいっさいのらないプチポンですが、Mさんのように「がんばろう」「なんとかしたい」と一生懸命な相談者には、猫と人をつなぎたいと、こちらもがんばります。
プチポン(Petit Pont)とは、「小さな橋」という意味のフランス語で。
人と猫をつなぐ小さな架け橋になれたらという願いをこめて付けました。
去年の8月、お盆前に保護したかなこたちも。
すべて本当の新しいお家に行くことができました。
ありがとうございます。
感謝をこめて。
*****
←収益は保護猫たちのケア治療費、ごはん代に。新作、少しずつアップしています〜
*****
※プチポン保護猫へのお問い合わせ
里親希望の方はこちらのフォームからお問い合わせください。

いつもありがとうございます

晴れて関東の里親さんのもとへお届けしてきました。
「幸福の青い風呂敷」はひとつしかないので、もう一つは、いつも応援してくださる方からのいただきもの「からくさ文様猫柄肌色の風呂敷」です。
盛岡から新幹線で1時間50分。
ふたつのキャリーを持ち運ぶのは無理だったので、里親さんにはホームまで迎えに来ていただきました。

新しい、本当のお家に着いて。
ふたりとも、うんともすんとも言わず。おしっこ粗相もなし。
ただただ、目をまんまるにしていました。

用意してくださった3段ケージにイン。

失礼するときまで、ふたりともずっとこんな感じ。
里親さんご夫妻、特に奥さまは2年間、猫と暮らすことを願い続けてきて。
やっと。「その時」が来て。
もう全身で「うれしい!」を表してくださっていて。
新しい食器。新しいトイレ。ふたりのために。

すてきな本。

帰りの電車に乗っているとき、送られてきたふたりの写真。
見ているところでごはんは食べるどころではなかったけれど、「大丈夫」と思いました。
本当にいい縁組でした。

空のキャリー。

翌日のふたり。

リサ・ラーソンのぬいぐるみ。
本当の猫が来るまで、ぬいぐるみで我慢してましたーと笑っていました。
週が明けて。
りゅうがかなこのごはんをやっぱり横取りしてしまうそうで。
がっつり一度に一気食いするりゅうと違って、かなこは少しずつのダラダラ食いで。
かなちゃんをケージに入れてゆっくりごはん。など、いろいろ試してくれることに。
さて。
火曜、りゅうとかなこたちがいた場所はどうなっているだろうかと、ふと行ってみました。

道路拡張に伴い、複数の家々が跡形もなく消えていました。
奥の、青いシートをビニールハウスのような枠組みにかぶせた物置きに、ファミリーはいました。
2013年夏の終わりに生まれたというかなこと、かなこの兄弟たちはそこで育ち。
一匹消え、一匹消え。
用心深いかなこだけが残り。
2014年春にりゅう、ソニア、みやを出産。
写真手前のたんぽぽが生えているあたりにあるMさんのお家に、かなこはごはんをもらいに通いました。
青いシートの近くにあったアパートの住人がえさやりをしていたそうですが、まず先に転居。
Mさんもできるかぎりのことをしていましたが、かなこは触れないし、子猫は大きくなるし。
捕獲器を携え、サヴァさんと初めてMさんの家に上がって話をうかがっているとき。
その日は捕獲の日と決めていたので、フードはあげないでくださいとお願いしていたので。
空腹に耐えかねて、かなこは窓越しに背伸びしてにゃあにゃあ鳴いて催促していました。
ガリガリの、まだ子猫…。
かなこは中猫サイズで、まだ幼さが残っていて。
すぐに捕獲器に入ってくれて。
子猫たちの様子を見に行っている間、クーラーをつけた車にのせていたけれど。
こちらが心配するほど息をはあはあさせて。
その後、Mさんががんばって子猫3匹を保護してくれて。
ファミリーがすべてもらわれていったことを聞き、Mさんは「よかった」と何度も繰り返しました。
まる投げの相談にはいっさいのらないプチポンですが、Mさんのように「がんばろう」「なんとかしたい」と一生懸命な相談者には、猫と人をつなぎたいと、こちらもがんばります。
プチポン(Petit Pont)とは、「小さな橋」という意味のフランス語で。
人と猫をつなぐ小さな架け橋になれたらという願いをこめて付けました。
去年の8月、お盆前に保護したかなこたちも。
すべて本当の新しいお家に行くことができました。
ありがとうございます。
感謝をこめて。
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里親希望の方はこちらのフォームからお問い合わせください。

いつもありがとうございます

