2021/12/27
(無題) その他

久々の更新が、前回に続いての訃報となりますこと、ご容赦ください。
わが家のナンバー2の黒白覆面女子、ちーが12月17日、亡くなりました。
18歳と8ヵ月。
2002年の夏、神奈川県からやってきました。
生後4ヵ月くらいまで外で暮らしていた子で、人間への警戒心が強力で、
不妊手術をする際、部屋に捕獲器を仕掛けて病院へ連れていったという筋金入りのさわれない子。
自宅での補液も、私の根性が足りなく、結局3回くらいしかできませんでした。
ただ、洗濯ネットに入れて補液する際、背中の毛玉をとったり
ブラッシングをしたりと、それはもう、私が満足するくらいのケアをさせてくれて、
看護させてくれてありがとう、と心の中でつぶやきました。
「さわれなくてもめんこい」と、母もちーがお気に入りでした。
去年の今頃は5匹だったわが家も、今は3匹になってしまいました。
ちーの最期の日、ふと見るとちーを囲むようにちーのお気に入りの魚のケリケリが2匹置かれていました。
そばには、小僧猫の円ちゃんと、ルルがいました。
円ちゃんがやって、ルルも真似したものなのか。
猫ってすごいですね。
きちんと仲間を見送り、きちんと別れの手続きをしたからこそ、
その日も次の日も、変わらず今という「日常」を生きるのでしょう。
見習わなくてはと思いつつ、今年、たきとちーの私にとっては猫ライフの原点だった
私を導き、毎日を豊かにしてくれた2匹が天へ還ってしまったことが、
やはり淋しく、相当の喪失感にとらわれています。
人生の一章が幕を閉じ、2022年は次の章が始まるのだなあという感じです。
去年生まれの円ちゃんをわが家に迎えることに多少の不安はありましたが、
うちに来てくれて本当に良かったと思います。
この子は、たきとちー、そしてルルとオランジュを繋いでくれて、
何より、私に希望の灯をともしてくれています。
これからは、どう生きようというよりはどう広げた風呂敷を畳んでいこうかというライフステージに自分がいることは確かなわけで。
それでも、人はやはり希望が必要なわけで。
「たき」と茶トラのカギ尻尾の子に名前をつけたとき、母にどういう字がいいか聞いたところ。
「希望が多いように」と、多希がいいと言ってくれました。
その母も、今は施設で静かに暮らしています。
淋しいけれど、若い頃のようなぎらぎらした意欲はとうになく。
けれど、やはり希望を持って穏やかに、できれば楽しく過ごせたらいいなと思う年の瀬です。
皆さまの毎日が、穏やかでささやかな幸福に彩られるものでありますように。
いつもありがとうございます。
感謝をこめて。

2021/7/4
たき、永眠。 その他

7月1日明け方、たきは旅立ちました。
21歳と8ヵ月、に2日欠ける生をまっとうしました。
病気もせず、まさに命を燃やしきった最期でした。
皆さま、ありがとうございます。
誰にでも、「特別なコ」がいると思いますが、
私にとって、たきがそんなコです。
たきがわが家に来る前と、来てからでは
180度、私の人生は変わりました。
それまで動物とは無縁の毎日が、
それからは心豊かに、そして少しはマシな人間になったかな、と。
猫をわが家に迎え入れると決めたとき、どんな名前にしようかと、
冬の星空を見上げて考えたことを思い出します。
北斗七星、カシオペア。それらが夜空をめぐる中心に北極星。
「たき」というのは、そのとき読んでいた漫画のキャラクターでもあるのですが。
尻尾が短い茶トラの子猫に「たき」と名付けたとき、
母は「同級生にたきちゃんがいた」と言い。
「おばあちゃんみたいな名前」と誰だったかにも言われたり。
「たき」は、北極星のように私を導いてくれました。
道に迷うことのないように。
今はただただ淋しく、ともするとめそめそと泣いていますが。
たきには、「ありがとう、また必ず一緒に暮らしましょう」と約束して
送り出すことができて良かったです。
淋しいですねえ……。
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