2015/10/12

てっちゃん、永眠。  ひげさん、てっちゃん

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左・てっちゃん(福島県南相馬市小高区出身)

右・ひげさん(神奈川県 多摩川河川敷出身)




アイさんのお家で養生するようになってから9ヵ月。

先週土曜深夜、福島から連れてきたてっちゃん、亡くなりました。



先天的なものなのか、トラバサミの罠によるものか…

てっちゃんの右手の先は欠損していました。

腕の長さが違うので、ひょこひょこ歩くのは、外での暮らしは大変だったと思います。

2011年5月。福島の警戒区域から来たてっちゃん。

身体的ハンディがあるからなのか、外で暮らす飼い主のいない猫だったのか。

臆病で、人とのコミュニケーションにとても用心深くて。

ずっと。

ずっと、ほかの猫の後ろに隠れるようにしていて。

ずっと。

こたつの奥にいる、控えめな猫さんでした。


人なれしていない猫に無理はしないのですが、

どうも具合がよくないようだと思いきって通院したところ、黄疸。

洗濯ネットに入れて、ひとり当番での輸液はとても大変だったところ、

アイさんがお家に連れていってくれて、ご主人とふたりがかりで輸液をしてくれたのです。

効果あり。

抗生剤と輸液と2週間おきの定期通院と。


ルームメイトのひげさんの行動にならい、アイさん夫婦を信頼して。

のどをゴロゴロ鳴らすようになって。


黄疸が薄れてお薬がいらなくなったこともありましたが。


ひげさんとともに体重3キロ台。



定期通院していたのに。

急に。

触診で。

どうも腸管に腫瘍があるようだといわれて。

それから、あっという間に。

(それまでも、通院のたび触診は毎回していただいているのですが、
前はなかったと、先生はきっぱりとおっしゃっていました。)


遠慮がちなてっちゃんらしいというか…。

アイさんご夫婦にあまり迷惑をかけたくないと思ったのか。

あっという間に。




なんだか、呆然としてしまって。

もう少し。いえ、もっとアイさんのお家で低空飛行ながらも穏やかに過ごせるものと思っていたのですが。

本当に、別れというのは突然で。



月曜の今日。


久しぶりに会ったてっちゃんは、穏やかに眠るような様子で。

毛づやもよくて。ふっくらしていて。

空蝉さん、booさん、boo子ちゃん、アイさんと。

天へ還っていくてっちゃんを見送りました。

(サヴァさんは、お家の都合で在京)

夜遅く、てっちゃんにお別れの挨拶に来てくださったTさん、ありがとうございます。


ロミたんに会いに来てくださったジェミーさん、驚かせてしまってすみません。

ジェミーさんのこまやかな心配りに、アイさんはずいぶん慰められたようでした。



アイさんがダンボールにきれいな色紙を貼って。

その中に、booさん宅のお庭に咲く花を敷き詰めて。


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プチポンの猫たちが眠る供養塔へと、てっちゃんのお骨を還しました。



てっちゃんがいた南相馬市小高区は、いまだ人が住むことができません。

この週末、福島へ行ってきたのですが、今回はあちこちで「家屋解体中」の看板があって、

業者さんが重機で朽ち果てた家を取り壊していました。


てっちゃんがどんなふうに過ごしていたかは知るすべもありませんが、

短い猫生の間、アイさん宅で過ごした時間がてっちゃんにとって、

一瞬一瞬が楽しく、光り輝いていたと信じます。


悲しいけれど。

てっちゃん、よくがんばりました。

アイさん、本当にありがとうございます。


応援してくださった皆さま、心より感謝いたします。


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てっちゃんを荼毘(だび)に付した後、お世話になった動物病院で。

アイさんと話していたら、ふと「不思議な色…」とアイさんが言いました。


きっと、てっちゃんの魂が天へ還っていった瞬間だったのかもしれません。


みんなに大事にされた記憶が、てっちゃんの魂に恵みとなりますように。




福島のことは、また改めて。


いつもありがとうございます。



感謝をこめて。
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タグ:  里親募集 東北



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