10月31日(水)、我孫子市立根戸小学校で行われた「東葛六市レストランサミット」による食育授業を取材。
根戸小学校は現在県内トップといわれるマンモス校。
対象の三年生も6クラス!
東葛の食育に熱心な料理人たち18人がチームを作り、交代で6人のメイン講師のもと、授業が行われました。
テーマは同じ。
味の基本である「甘み」「辛み」「酸味」「苦み」「旨味」の5種を、食材を使って体験する授業。
しかし、あちこち見て回ると、どの授業も個性的!
たとえば「苦み」の教材は、カカオの多いチョコを使う教室もあれば、食用菊を使うところ、コーヒーゼリーを使うところ、といろいろ。
「酸味」も、アジア料理のお店がとってもユニーク!
タイ料理に良く使うライムや、レモングラスが登場。生のバイマクールという葉っぱを手で揉むと爽やかな柑橘系の香りが教室中に広がり、児童もお母さんたちもびっくり。
「食」への興味が広がるのは、子どもたちだけではないようです。
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講師の皆さんとの雑談的なやりとりも楽しく盛り上がりが。
「水の味って、なんですか」という質問にちょっと詰まった某シェフ、「みんなは水筒にどんな水を詰めているかな?」と逆質問。
「てんねんすい〜」「ミネラルウォータ〜」と口ぐちに答える子どもたちに
「みんな、いいなあ!先生は子どもの頃水道の水を飲んでたよ!」
と大笑い。
また、アクエリアスの話題になったとき、別のシェフは
「おじさんはねー、アクエリアスも作れるんだよー」と材料を上げ始め、「お店で売ってるものでも、なんでも自分で作ることができるんだよ」という言葉に子どもたちはびっくり。
小川原記

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