9月23日(火・祝)、鎌ケ谷市の鎌ケ谷市民体育館(福太郎アリーナ)で行われた「第29回鎌ケ谷市民空手道大会」を取材。
幼児からシニアまでの男女700人余りが力いっぱい日頃の練習の成果を競った。
会場で何気なく耳にした大会顧問の中島正昭さんの言葉が印象に残った。

▲形の競技

▲小学1・2年生の組手の競技(体は小さくてもスピードと力強さがすばらしい!)
空手をしている子にいつも言っているのは、「本当に強い子はケンカをしないもんだよ。もし仕掛けられても我慢できるのが強いということだよ」と教えているという。
今を生きる子どもたちに心身の鍛錬を通して強さの意味を伝えるのは大変だけれども、とても大切なことだと穏やかに話してくれた。
競技としての礼儀はもちろん、当日の会場整備や審判を務める人たちにも敬意を表す子どもたちの態度が清々しかった。 黒澤 記

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