流山市の江戸川台は緑が多い街だ。
住宅の庭先には、四季を彩る花木や果樹が植えられ、囲いのブロックの半分上はさりげなく植え込みだったり、常緑樹がきれいに刈り込まれ、美しい形態をなしているのを見るに付け、生活水準の豊かさを感じる。
公園も多い。
この街にはいったいどのくらい公園があるのだろう。
その中で、以前から不思議に思っている場所がある。
静かな住宅街を2分するように細長く続く雑木林。良く見ると広い側溝のようにも見える。たまたま普段通る反対側の道を通ったところ、彼の地の説明を書いた標識を発見。読んで納得。
なんと、かつての野馬土手だった。
江戸川台東口京和ガスの大きなま〜るいタンクのすぐ裏手に広がっている。
大きな椿の木もあり、冬枯れの今も風情がある。
取材の帰り道に長年の謎が解けた。スッキリ! 黒澤記

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