今回も県大会優勝校訪問。
まずは男子ハンドボール県優勝の柏市立松葉中です。
松葉中は昨年秋の新人戦で東邦中を下し優勝。
しかし春の浮谷杯で、その東邦中に破れてしまいます。松葉中ハンドボール部はもともと小柄な選手が多く、パワーよりもスピードで勝負してきました。しかし3年生になり東邦中の選手(の体格)が成長。パワーの差に戸惑っている間に点差をつけられてしまい、敗退してしまった。
と松葉中を名門に育てた
藤崎監督。
チームはその後、名古屋遠征するなどをし、持味であるスピードとテクニックに磨きをかけます。
迎えた総体県大会決勝は当然、東邦中対松葉中。
決勝進出で関東大会出場が決まった東邦中は気が緩み、リベンジに燃える松葉中は前半で速攻をたたみかけ、勝負を決め見事に優勝。
来年は185cmの大型選手を中心にさらに強いチームで県、関東、全国出場を狙っていくそうです。
そして松戸四中。
総体、新人戦、春の大会で県を9連覇中という常勝チーム。
率いるは
バレーボールを教えるために教員になったという
加瀬先生。
その加瀬先生の夢は女子での全国大会出場。
以前インタビューしたときに定年までに「何をしても叶えてみせる」
と語っていましたが、その最後の一年が今年度。
加瀬先生は「最強のチーム」を手に入れ県、そして関東大会に臨みました。
しかしまさかの関東大会初戦敗退。
「持っている力を何一つ出し切れなかった」と悔やむキャプテン。
加瀬先生は定年後も松戸四中バレーボール部にかかわりながら、出来ることなら小学生を教えてみたいと今後の抱負を語ってくれました。
そして卒業生の活躍が毎年とても楽しみなんだと。
今年度のチームも総体全国大会出場は果たせなかったけれども
きっと高校でそれぞれ結果を残し加瀬先生を喜ばせてくれることでしょう。
金沢記

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